6月14日放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で、スイーツパン・マリトッツォの買い占めが何度も行われ、ネット上から疑問の声が集まっている。

 問題となっているのは、「マリトッツォもうどこにもない説」で行われた「東京マリトッツォぷよぷよ」という企画。2年前に大流行したマリトッツォだが、芸能人が2チームに分かれてマリトッツォを探して購入し、買った分はバイク便で相手チームに送られるというもの。

 相手チームから送られてきたマリトッツォは食べないと溜まっていき、マリトッツォが21個溜まってしまったチームの負けとなるという、「ぷよぷよ」形式のルールとなっていた。

 その中でタレントの朝日奈央(29)、お笑いコンビ・鬼越トマホークチームが早速表参道に向かい、以前『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)のロケで紹介されたという朝日の記憶を頼りに話題のパンが置いてあるというパン屋に行くことに。

 そのパン屋は1時間行列していたものの、並んで購入することに。ようやく店内に入ったあと、3人は「買えるだけ買わせていただきたいんですけど」とオーダー。ゲームオーバーになる直前の20個を購入し、相手チームに送ることに成功した。

 その後も両チームはマリトッツォが売っているお店の系列店をめぐっては買い占めて相手チームに送るという行動に。最終的には両チームで73個を購入。うち、参加者6人で食べられた数は36個だった。

 買占めに加え、食べきれない数を購入するという『水曜日のダウンタウン』のこの企画にネット上からは、「買い占めって今大分イメージ悪い行為だけど大丈夫か」「買い占めして無理やり食うってどうなんだろうか」「買い占めになるのは企画がアカンよなぁ。食べたい人もいただろうに」という苦言が集まっていた。

「ブームが過ぎ、食べる機会も減ったために買い占め企画もOKと判断したのかもしれませんが、店頭に並んでいるということは、まだ需要があるということ。さらに売っているお店が少ないからこそ、食べたい人が食べられなかった可能性もあります。特に最初のお店では1時間の行列があり、後続の人の中にも食べたかった人がいたかもしれず、疑問の声が集まってしまったようです」(週刊誌記者)

 対決の後半ではマリトッツォをげんなりしながら食べていた両チーム。買い占めた上、苦痛そうに食べる姿に違和感があったのは間違いない。