9月8日放送の『めざまし8』(フジテレビ系)で、MCの谷原章介(51)が前日に行われたジャニーズ事務所の記者会見について私見を述べた。

7日、ジャニーズ事務所は創業者で前社長の故・ジャニー喜多川氏(享年87)による性加害問題について会見を開き、性加害があったことを認め謝罪。現社長でジャニー氏の姪にあたる藤島ジュリー景子氏(57)は辞任し、所属タレントの東山紀之(56)が年内で芸能活動を引退し、社長に就任することも発表された。

4時間以上にわたる会見を見ていたという谷原氏は、「今回の問題は、加害者もそして被害者の方もほとんどジャニーズ事務所の方で、ジャニーズ事務所がその被害者の方を救済するのは当然の話だと思っている」としたうえで、「今回の事件は、みなさんもご存じの通り加害者はもうすでに亡くなられていて、責任者はいるという現状になっている」と指摘。

続けて「もし、これに仮に罪があるんだとすれば『未必の故意』といいますか、そうなるであろうことがわかっていたことを見逃してきた罪。そして噂を知ったという時点でその罪はあるのかもしれません」と語ると、「そういう意味では僕自身にもその罪があるのかなとも思います」と告白した。

また、8月29日に“外部専門家による再発防止特別チーム”が会見を開いてから、1週間以上の期間があったにも関わらず「まだ直接、被害者の方とお会いしていなかった。具体的な救済の方法、補償の方法が会見の場で発表されなかった。そこは、僕自身はなぜなんだろう?と思いながらずっと会見を見ていました」と、対応の遅さについても指摘し、「被害に遭われた皆さま、すべて納得のいく救済がなされていくことを心から望んでいます」と語った。

これにネット上では「めざましTVのMC谷原発言はジャニーズに忖度見え見えのコメントでしか無い。」「谷原章介は結局ジャニーズに忖度しっぱなしなんだね。ウジテレビの方針か」「谷原さんを見てるとまだまだジャニーズに忖度ズブズブしまくってることがよくわかるな。フジテレビとそのCMスポンサーたちがなんの反省もしていないことをあらわしているのかな」との声があがっている。

「『僕自身にもその罪がある』と語ったということは、谷原氏もジャニー氏の噂を知っていたということで、それだけ芸能界では周知の事実ということだったということでしょう。ただ、谷原はジャニー氏の性加害や事務所対応について直接的な非難はせず。それが、一部の視聴者には忖度に映ったようです」(週刊誌記者)

 ジャニー氏の性加害を見逃してきたという点ではメディアも同罪。ジャニーズ事務所が被害者救済を求められると同時に、今後は各局・各媒体がジャニーズ事務所に対してどのような対応をしていくかにも注目が集まりそうだ。

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