ビットコイン(BTC)は一時6万ドルを割り込み59687ドルまで下落した。連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長はインフレの目標値2%に向けた進展が不十分で、利下げには想定以上に時間がかかる可能性を指摘。相場押し上げ要因となってきた金利先安観が後退した。また、希少価値を高めるために4年ごとに発生するビットコインのマイニング報酬が半減する現象で、新規供給量が減少する「半減期」に向けた売りが強まった可能性も指摘されている。