■上杉隆氏が7年抗議するも池上彰氏はらりくらり逃げまわっていた?

そして12日には、ついにジャーナリストの上杉隆氏まで参戦し、Twitterに「これ以上『犠牲者』を出さないための措置」として怒涛の#MeToo連投。スタッフに対してではなく、直接池上さん本人に7年以上に渡り、「ノークレジットをやめるように」と注意し続けたのだという。

当初、池上さんはラジオ番組で上杉氏の著書『官邸崩壊』(新潮社)を取り上げ、その時は「フェアに報じ」たのだが、その後、新聞コラムやテレビ番組で上杉氏の著書の内容を使用し始めたという。

上杉氏は池上さんに「大手メディアのようにハイヤーも使えないフリーランスは暑い日も寒い日も、交通費を節約して、記者クラブに排除されながらも何時間も取材している」「一度でいいですから『○○君の取材によると』『○○さんのリポートでは』とクレジットを打ってあげてくださいよ。池上さんの一言で救われるんです」と訴えるも、池上は「尺(時間)の関係でそこまではできない」と切り捨てたのだとか。「フリーが何日も、何ヵ月も、場合によっては何年もかけた取材成果のための、たったの2秒です」と上杉氏は憤る。

奇しくも池上さんと上杉氏は同じ時期のNHKに席を置いている(ここでは東京地裁から「NHKでは記者見習い・アルバイトとしての勤務」として、正社員の勤務実態が無いことを証明されてる上杉氏が、さりげなく池上さんを「記者内定時からの知己」とアピールしている怪しさには言及しないが)。その池上さんがクレジット明記のルールを破ってることが「不思議でならなかった」という。

上杉氏はその後、7年以上も池上さんに抗議しているという。要は、杜撰なテレビスタッフがクレジットを怠ったのではなく、池上さん本人が意図的に識者の言説を自分の手柄にしていたという訳である。

オールドメディアが作り出した”知の伝達者”、池上彰さん。「インターネットの発展がメディアの信頼性を奪った……」と喧伝する”ジャーナリズムの鑑”の実態は、テレビの看板をかさに、スタッフを使って識者やネットの集合知を剽窃し、その利益代表者に収まりたいだけの”報道風”タレントだったのか。なぜ”記事泥棒”は何度も繰り返されてきたのか。今後、ジャーナリスト・池上さんには説明責任が求められるだろう。

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