日本ではあまり知られていませんが、トルコ料理は世界三大料理の1つに数えられています。
しかしながら実際にトルコで味わってみると、これは絶対に美味しいだろう!というものから、この組み合わせはアリなんだろうか・・・?といいたくなるものまでバリエーションは実に様々。
今回は数あるトルコ料理のなかでも、実際に味わってみて美味しかったものを厳選して3つご紹介しましょう。
・餃子をヨーグルトソースで味わう「マントゥ」
マントゥとはトルコバージョンの小さな水餃子。
小さいながらも、たっぷりと牛や羊の挽き肉の餡が入っています。
変わっているのはその食べ方。
トルコでは、この水餃子の上に、たっぷりのニンニク入りヨーグルトとトマトペーストに絡めた油、パプリカなどの香辛料をかけて食べます。
普段よく口にするラー油やゴマ油の香りが漂う餃子とは全然違いますが、この斬新な組み合わせは意外とくせになります。
お店によってマントゥの大きさや皮の分厚さも異なるので、様々なお店でマントゥを食べ比べてみるのもおすすめです。
・お肉をぶどうの葉っぱで巻いた「ヤプラック・サルマス」
塩漬けしたぶどうの葉に、挽き肉、玉ねぎ、米、ハーブなどを巻いた、ミニロールキャベツのような食べ物、それがヤプラック・サルマスです。
マントゥと同様、ヤプラック・サルマスもヨーグルトソースで味わいます。
ぶどうの葉は塩漬けしてあるのにあまり酸っぱくなく、しっとりとした葉と中の具材が良く合います。
トルコ料理には油っこい料理が多いですが、少しさっぱりしたものが食べたいな、というときオススメなのがヤプラック・サルマスです。
・ピリ辛スパイスがたっぷり!「アダナ・ケバブ」
回転している大きな肉の塊を薄くそぎ落としてピタパンなどにはさんで食べるドネルケバブは日本でも多くの場所で見かけるようになりました。
実はケバブとは肉・魚・野菜などをローストして調理する料理の総称。
そのためトルコにはたくさんの種類のケバブが存在しています。なかでも肉好き、ケバブ好きにオススメなのがトルコのアダナ地方名物のアダナ・ケバブ。
挽き肉に、玉ねぎ、ニンニク、パセリ、たっぷりの唐辛子などを練りこみ、鉄串にはりつけて炭火でじっくりと焼きあげられたケバブは、スパイシーながらもこの地方でしか味わえない、そんなエキゾチックな香りと味わいを感じる事ができます。
いかがでしたでしょうか?
アヤソフィアをはじめとする歴史たっぷりの世界遺産に、マントゥやアダナ・ケバブなどの味わい深いグルメ、そしてバザールでのショッピング。
もしいつもと違う日常に触れる旅を味わいたくなったら、様々な魅力溢れるトルコの旅を楽しんでみる、というのもいいのではないでしょうか?
きっとそこには日本では体験できない新しい世界が待っているに違いありません。
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