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国境なき医師団(MSF)は、スーダンの北ダルフール州で集団虐殺が進行していると警告する報告書を発表した。州都エル・ファシールの数十万人が襲撃の脅威にさらされており、さらなる流血の事態が懸念される。MSFは、紛争当事者に対し、特定の民族への攻撃を即時停止すること、また大規模な人道援助を速やかに促進するよう求めている。
■民間人を襲う暴力と飢餓
2024年5月から紛争が激化した北ダルフールで、最も多く犠牲となっているのは民間人だ。MSFの報告書『包囲、攻撃、飢餓:スーダン、エル・ファシールとザムザムにおける集団虐殺(Besieged, Attacked, Starved: Mass atrocities in El Fasher and Zamzam, Sudan)』(英文)は、エル・ファシールと周辺地域における民間人の絶望的な状況を伝えている。
MSF緊急活動責任者のミシェル・オリビエ・ラシャリテはこう述べる。
「人びとは準軍事組織『即応支援部隊(RSF
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2020年代中盤に入り、日本の政治と経済において、ある種の「信頼の転移」が起きつつある。盛り上がる参院選を控え注目したいのは自民党の支持基盤の崩壊と、ビットコインをはじめとした仮想通貨市場の上昇が、時を同じくして進行しているという事実だ。
一見、無関係に思える両者の間には、実は共通する背景がある。それは、「国家への信頼の後退」と「非中央集権への希求」だ。
■自民党の「長期支配」が崩れ始めている
先の都議選で自民党は大惨敗を喫し、7月20日に投票日を迎える参院選でも自公で過半数割れという予測が主流になっている。
2023年以降、自民党は相次ぐ不祥事や派閥問題で国民からの信任を大きく失った。特に若年層においては、「どの政党も信用できない」という政治的シニシズムが広がっており、旧来の与党支持層すらも流動化している。
この傾向は単なる政党の移り変わりではなく、「中央政府
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気候変動の影響が世界のいたるところで顕在化する今、「クリーンエネルギー」や、「循環型社会の推進」の重要性は、社会で広く認知されている。しかし、1社の企業が画期的な技術を生み出したとしても、その技術が消費者の生活に根差すまでにはさまざまな障壁が待ち受けている。
そのような現状に一石を閉じるべく、業界を超えたプロジェクトが、神奈川県川崎市でスタートした。
三菱化工機が主導する「MKKプロジェクト」とは?
7月3日、水素製造装置や資源循環の事業などを手がける三菱化工機株式会社(本社:神奈川県川崎市/代表取締役社長:田中利一)が、新たなプロジェクト「MKK PROJECT by 三菱化工機」(以下、MKKプロジェクト)の発足を発表した。
「MKKプロジェクト」とは、三菱化工機が中心となって、「共創パートナー」と呼ばれる企業や教育機関とともに、新たなビジネスモデルや、社会課題解決の糸口を見出す
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愛知県名古屋市のヒルトン名古屋では、2025年6月1日から9月30日まで、28階の宴会場「ワン・オー・ファイブ」にて、1日1組様限定の贅沢なビアパーティー「天空のビアパーティー 2025」を開催します。(予約期間は8月29日まで)
画像提供:ヒルトン名古屋
ワン・オー・ファイブは名古屋市街のきらめく夜景を一望できる地上105mのスカイバンケット。ホテルならではの快適なプライベート空間で「涼」と「美酒美食」を愉しむ大人のビアパーティーは、納涼会、暑気払い、同窓会、懇親会などのシーンにぴったりです。
キンと冷えた氷冷式生ビール含むドリンク4種類(飲み放題)と、地元名古屋で愛される「なごやめし」や愛知県産の食材をふんだんに使用した地産地消メニューに加え、中国料理「王朝」で人気の香港屋台風焼きそばや、オリジナルフライドチキンなど、ビールが進む料理がそろいます。
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