東京(羽田・成田)-シンガポール間を1日4便運行しているANA(全日空)。
東京-シンガポール間のフライトは、片道6時間半~7時間半で、深夜発・早朝着の便を利用すれば、仕事帰りにそのままシンガポールへ飛び、短い日数でも現地滞在時間を長めに確保できます。
さて、国際線の楽しみといえば、各エアラインごと特色のある機内食ではないでしょうか。
今回、2019年1月に東京・羽田空港からシンガポール・チャンギ空港へ向かうNH843便、そして、シンガポール・チャンギ空港から羽田空港へ戻るNH844便(往路復路ともにエコノミークラス)に搭乗してきたので、実際に食べた機内食を紹介します。
・羽田→シンガポール(NH843)
深夜0:30に羽田空港を飛び立つNH843便では、離陸後すぐに眠りに入る人が少なくありません。
そのため、ドリンクサービスのあとに提供されるスナックは袋に入っており、乗客が眠っている場合、キャビンアテンダントは前の座席の背についているフックにこの袋を吊り下げていきます。
中身はおつまみとクッキー、ミネラルウォーター。目が覚めたら開けて食べるもよし、持ち帰ってもよし。ちなみに、この袋のことは「ナイトバッグ」と呼ぶそうです。
その数時間後(着陸の約2時間前)には、朝食が提供されます。筆者が選んだ和食は、紅鮭と玉子の彩りご飯、鶏肉の和え物、サラダ、フルーツでした。
日系エアラインだけあって、鮭とご飯がとても美味しかったです。洋食の場合、メインがパンケーキ&ポーチドエッグになります。
・シンガポール→羽田(NH844)
22:20にシンガポール・チャンギ空港を飛び立つNH844便でも、離陸後、往路と同じように袋入りの夜食が提供されました。中身は小さめの菓子パン、ポテトチップス、ミネラルウォーター。
その数時間後(着陸の約2時間前)には、朝食が提供されます。筆者が選んだ洋食は、プレーンオムレツ レシュティポテトとポークソーセージ添え、そうめん、パン、フルーツでした。
玉子はふっくらやわらかく、熱々で提供されたのでおいしかったです。カットされた南国フルーツは、この便が少し前に東南アジアから飛び立ってきたばかりであることを思い出させます。
往路復路ともにドリンクは、各種ジュースやソフトドリンク、コーンスープ、日本酒・赤ワイン・白ワイン・ビール・ウィスキーなどのアルコールから選べます。
ANAオリジナルドリンクの「香るかぼす(はちみつ入り)」や、豆乳を使った「コーンスープ」が美味しいので、機会があればぜひお試しを。
※同じ路線でも時期によりメニューの内容が異なる場合があります。
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