肉を使わない料理はヘルシー志向といえるかもしれないが、正直なところ、肉がガッツリ入っている料理と比べてボリューム感や旨味の強さに欠ける。だけど健康に気を使って肉を我慢している……。そう思っている人もいるかもしれないが、そんな人に嬉しい存在が登場したかもしれない。

・ヨーロッパ各地では販売が開始
見た目は完全に肉のパティ(ハンバーグ)だが、実は肉をいっさい使用していないパティがある。すでにヨーロッパ各地では販売が開始されており、高い評価を得ているが、そのパティを使用したハンバーガーが日本でも食べられるのだ。

・牛肉テイストなのでプラントベースドビーフ
牛肉100%にしか見えない牛肉0%パティを使用したハンバーガーは、「ザ ベジタリアン ブッチャー」で食べることが可能だ。その名もプラントベースビーフバーガーで、価格は1270円。パティは肉に見えるが肉ではない。野菜由来のパティが使用されており、このパティは「プラントベースドミート」(PLANT BASED MEAT)と呼ばれている。明確には牛肉テイストなのでプラントベースドビーフだ。

・ハンバーガーとしてのクオリティは高い
実際に食べてみたが、確かにこれ、肉の味。しっかり肉の旨味を感じさせてくれる。見た目もテイストも肉なので、牛肉のハンバーガーとして出されたら気が付かずに牛肉だと思って食べてしまうだろう。そもそもバンズも野菜もソースも美味かったので、ハンバーガーとしてのクオリティは高い。もう少し頑張って欲しい点があるとすれば、一般的なハンバーガーの価格としては高額設定な部分だ。

・魚肉ソーセージ風味とも感じた
また、完全な牛肉というよりは、魚肉ソーセージやコンビーフにテイストが近いともいえる。もちろんオリジナリティのある味だし、肉を我慢したい人にとってはベストな選択肢といえよう。現在このハンバーガーはウーバーイーツの宅配でのみ食べることが可能だ。プラントベースドミートだけならば通信販売もしているようだ。


もっと詳しく読む: 牛肉100%にしか見えない牛肉0%パティのハンバーガーを食べてみた / ザ ベジタリアン ブッチャー(東京メインディッシュ) https://main-dish.com/2020/02/28/the-vegetarian-butcher-hamburger/