オーストラリアの動物といえば、カンガルーやコアラなどの有袋類を真っ先に思い浮かべる人も多いでしょう。
小さな大陸であり、大きな島国でもあるオーストラリアでは、世界でもここでしかみられない動物が数多く生息しています。
さらにそんな動物たちと、わざわざ山奥に行かなくても都市部で出会うことができます。
今回は旅行で観光に訪れた時に都市部でも見ることができる日本では出会うことのできないオーストラリアならではの野鳥や動物たちをご紹介しましょう。
まずはワライカワセミ。
名前の通り、人が大きな声で笑うようにさえずるため、この名前がつきました。
体長は40センチ程度なので、スズメなどと比べるとかなり大きめの鳥です。南オーストラリア州のアデレードが主な生息地ですが、シドニーの王立植物園の中でも遭遇することができます。
オーストラリアの比較的どこでも見られるのが、オーストラリアクロトキ。
日本の野生のトキは絶滅してしまっていますが、こちらでは植物園などのほか、まちなかの街路樹の上など至る所で見ることができます。
カササギフエガラスも比較的良く見つけられる野鳥です。
地元民からは「マグパイ(カササギ)」と呼ばれていますが、カササギとは類縁ではありません。都市化に適応している鳥なので、オーストラリアクロトキ同様、まちなかの街路樹を見ると見つけられるでしょう。
セイケイは、水辺にいる野鳥です。植物園にある小川や湖などで見かけられるでしょう。ヨーロッパやアジアなど広く繁殖していますが、オーストラリアにいるのは頭部と背面が黒色。ヨーロッパは青紫、アフリカ・アジアは緑と地域で違いが見られる鳥です。
最後にイグアナをご紹介します。
道端であったらかなり驚いてしまいますが、岩の上などに目立たないようにじっとしていることが多いです。植物園など緑や岩の多いところに目を凝らすと、イグアナたちに会えるでしょう。
自然豊かなオーストラリアを訪れる機会があれば、日本ではあまりお目にかかれない野鳥や動物たちに目を向けて見るのはいかがでしょうか。
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