ビットコイン(BTC)は5月27日に100万円台を超えて、足元では106万円台で取引されている。もっとも取引量の多い米ドル建てでは9,747ドル台で取引されている。(コインマーケットキャップより)

一部国内取引所が出している投資家の未決済建て玉情報(6月8日時点)は105万円台の買いが拡大している。海外の大手仮想通貨取引所ビットフィネックスでは6月8日のショートポジションは前週(1日時点の5,415枚)から約9%減少して4,901枚となり、約3カ月ぶりに5,000枚を下回った。ロング・ショート比率は昨年以降継続してロングポジションの方が大きく、5月には75-80%だったロングポジションは3日以降、約3カ月ぶりに85%以上の状態が続いている。

昨年10月と12月には、ビットフィネックスにおいてショートポジションが1万枚台まで積みあがった直後に買い戻しのような動きが建て玉と価格で観測された。短期的な値動きを追うには、引き続き、国内外の取引所における売りポジションの動向に注目したい。