ビットコイン(BTC)は7月31日に120万円台に到達し、足元では110万円台で取引されている。もっとも取引量の多い米ドル建てでは10,000ドル台で推移している(コインマーケットキャップより)。
一部国内の暗号資産(仮想通貨)取引所が出している投資家の未決済建て玉情報(9月28日時点)では、前々週比で110万円台の買いが縮小した。一方、海外の大手取引所ビットフィネックスでは9月28日のショートポジションは前々週から約7%縮小して4,368枚となっている。ロング・ショート比率は昨年以降継続してロングポジションの方が大きく、足元では85.7%となっている。
昨年10月と12月には、ビットフィネックスにおいてショートポジションが1万枚台まで積みあがった直後に買い戻しのような動きが建て玉と価格で観測された。短期的な値動きを追うには、引き続き、国内外の取引所における売りポジションの動向に注目したい。