人気漫画「鬼滅の刃」は、すでにカリスマ的漫画家として注目を集めている吾峠呼世晴先生(31歳)が描くロマンホラー作品だ。そんな鬼滅の刃を彷彿とさせる牛タン専門店があるという。コラボレーションしたレストランだろうか。それとも? 実際に行って牛タンを食べてみた。
・店名は鬼滅の刃の竈門炭治郎っぽいその店は「牛タン専門店 竈門タン治郎 上野総本店」(東京都台東区上野6-13-5 3F)。確かに、店名は鬼滅の刃の主人公である竈門炭治郎っぽい。「タン」を「炭」に変えれば、主人公の名前そのものとなる。読みに関しては字を変えずとも完全に一致している。
・エレベーターで3階にあがると竈門タン治郎竈門タン治郎はJR上野駅から徒歩3分ほどの場所にあり、有名な商店街「アメヤ横丁」(アメ横)のすぐそば。非常に活気があるJR上野駅前の一角にある。エレベーターで3階にあがるとすぐ店内。けっこうキレイで清潔感のある店内は好感が持てる。断定できないが、店員は言葉のアクセントから日本人ではないと思われる。とても丁寧な接客で嬉しい。
メニューには「竈門タン治郎コースメニュー」「竈門タン治郎おしながき」と書かれており、コースとアラカルト、好きなほうを選べるようだ。今回はアラカルトで牛タントロロ飯(990円)と牛タン握り寿司(290円)を注文。お酒やソフトドリンクを注文しなくとも、490円のお通し代は必ずかかるようだ。
・牛タンの握り寿司の味はいかにテーブルにやってきた牛タンの握り寿司。山葵をのせて醤油に浸して食べたが、普通に美味しかった。鮮度も食感も悪くない。牛タントロロ飯はご飯にトロロと焼いた牛タンがのっており、海苔がまぶしてある。牛タンは焼きすぎて若干硬くなっているが、許せる範囲。ご飯がもう少しパラパラとしていたほうが良いが、許せる範囲。
メニューに書かれているアラカルト料理の値段はやや高めな印象を受けるが、鬼滅の刃ブームでお客さんがやってくるため、やや強気の値段でもやっていけるのかもしれない。牛タンという食材が高めなのも理由か。
料理に不可はなく、ダメなものを出している印象はないので、個人的な希望としてはアラカルトがもう少し安くなれば、もっと愛されるのではないかなと感じた。
・鬼滅の刃と関連している店なのかどうかこの「牛タン専門店 竈門タン治郎 上野総本店」が鬼滅の刃と関連している店なのかどうかは不明だ。しかし、店名やメニューに「竈門タン治郎」とあるからには、何らかの関係、関連、影響があるのではないかと推測する。
店名、味、値段、いろいろと話題になっている「牛タン専門店 竈門タン治郎 上野総本店」だが、今後も注目を集めそうである。牛の生殺与奪の権を他人に握らせるな!
もっと詳しく読む: 【鬼滅のグルメ】牛タン専門店・竈門タン治郎で牛タンを食べてみた / 全集中 牛の呼吸 舌の型 鬼滅の刃!?(東京メインディッシュ) https://main-dish.com/2020/12/30/kimetsu-no-yaiba-gyutan-tanjiro/
牛タン専門店 竈門タン治郎 上野総本店
住所: 東京都台東区上野6-13-5 3F
時間: 12:00~24:00 (要確認)
休日: 無休 (要確認)
備考: 営業時間や定休日等が変更になることがあります
<協力>
クドウ: ガジェット通信、ロケットニュース24、Pouchの初代編集長で創設者。TVチャンピオン「焼肉王選手権」「デカ盛り王選手権」に出場しどちらも準優勝。日清公認のどん兵衛士の称号を得ており、どん兵衛とラーメン二郎要素を融合させた「どん二郎」のネーミングやレシピを考案。空条海苔助の名義で「世にも微妙なグルメレストラン」「彦龍のノリヒコさん」などを出版するB級グルメ研究家で「月曜から夜ふかし」などにも出演。イタリアをめぐりピザを食べる旅をするほどピザマニア。昭和的な「個人経営の焼肉屋」をめぐる旅をする焼肉マニア。秘境ドローンカメラマンもしている秘境グルメマニア。