イルペンティート、ピザマニアの間で広く知れ渡っている店名だ。イタリアのどのピッツェリアよりもイルペンティートのローマピザのほうがオイシイと絶賛されている、世界的レベルでカリスマ的存在となっているピザレストランだ。
・裏メニューともいえる料理が存在世界一美味しいピザの名店「イルペンティート」(東京都渋谷区代々木3-1-3)は予約が取りにくい人気店なのだが、ピザが美味しいのはもちろんのこと、その前菜の美味しさにも定評がある。「イルペンティートで絶対に食べるべき前菜リスト」を他の記事として公開しているのでそれを参考にして欲しいが、イルペンティートには裏メニューともいえる料理が存在する。
・実際に食べられるかどうかは運しだいイルペンティートの生田シェフがメニュー表に掲載せず、突如として客に出す料理もあるが、季節限定のものや、数量限定のものもあり、さらに実験的な絶品料理もある。今回は「イルペンティートの絶対にうまい幻の裏メニュー7選」を公開したい。実際に食べられるかどうか、それは運しだい。また、もう二度と食べられない幻の料理も含まれている……、かもしれない。
1. 窯焼きハッシュポテト
あまりにも希少な裏メニューのひとつ。なんと、ふだんはピザ専用の窯で、愛用のフライパンに乗せてハッシュポテトを加熱し、カラッと仕上げる。焼くときに使用している調味料などは秘密だが、オーダーしても出てくるものではないので、もし食べることが出来れば超ラッキーといえよう。
2. きゅうりのパスタ
食材はきゅうり。ほぼきゅうり。生田シェフの手にかかれば、きゅうりすらパスタ料理となる。キュキュッとした食感は心地良く、思ったよりもウエットな料理なので食べた瞬間にブワッとエキスが広まる。
3. パッションフルーツのヴァニラアイス
イルペンティートのスイーツはピザと同様に評価が高い。特にアイスクリームのアマレーナは、200年以上前から修道院に伝わるレシピで作られているダークチェリーをヴァニラアイスに添えたものだ。そのダークチェリーをパッションフルーツにしたものがこれである。パッションフルーツの滑らかでまったりとした食感が、ジュ~ンとジワジワとけていくアイスにマッチ。
4. 春キャベツコールスロー
イルペンティートは、30日間しか収穫できない早春キャベツを使用したピザ「アルカボーロ」を期間限定で焼いている。そのアルカボーロと同じ春キャベツで作られた極めて希少なコールスローサラダ。単なるコールスローではない。超微細にカットされた春キャベツのため、エキスとともに春キャベツも広がる楽しさが体験できる。
5. 肉団子
表面をカリッと仕上げた肉団子は、予想以上にジューシー。1人2~3個が標準量だと思われるが、可能ならば10個ぐらい食べたいものである。ドリンクが欲しくなる、いや、ドリンクがさらに美味しくなる肉団子といえよう。
6. フルーツポンチ
生田シェフはスイーツやフルーツなどに関しても徹底して納得できる食材を探し続けており、自身が認めたフルーツ以外は使用しない。そんな生田シェフが「美味しい」と確信したフルーツをミックスしたのがこのフルーツポンチである。
7. トマトのマリネ
生田シェフはトマトに関して極めて厳しい。まるでトマト専門店かと思えるほどの見極めで、真に美味しいトマトしか使用しない。そんなトマトを使用したマリネは一口サイズでありながら、そこに秘めたる爽やかさと甘味は超ディープ。
上記で紹介したすべての希少な料理は、メニュー表に掲載されていない。時期によって食べられるものもあれば、常連になると食べられるもの、運が良ければ食べられるものなど、裏メニューの「出現条件」はさまざまである。もちろん、イルペンティートのピザが主役であることを忘れてはならない。別記事として書かれている「イルペンティートの神すぎるピザ8選」をチェックして、食べたいピザを下調べするといいかもしれない。
・営業時間をはずして予約電話をしようイルペンティートで食べたい人は「イルペンティートのベストな予約方法」を参考にして予約に挑むといいだろう。営業時間内に電話をするとお店に迷惑がかかるので、営業時間をはずして電話することを忘れてはならない。
もっと詳しく読む: 【絶品グルメ】最高にうまいピザの名店イルペンティートの絶対にうまい幻の裏メニュー7選(東京メインディッシュ) https://main-dish.com/2021/01/30/pizza-romana-ilpentito-ura-menu/
イルペンティート
住所: 東京都渋谷区代々木3-1-3
時間: 17:00~20:00 (時短営業中 / 要確認)
休日: 月 (要確認)
予約: 要予約
備考: 臨時休業や営業時間短縮など常に変更になることがありますのでご確認ください
<レポート>
クドウ: ガジェット通信、ロケットニュース24、Pouchの初代編集長で創設者。TVチャンピオン「焼肉王選手権」「デカ盛り王選手権」に出場しどちらも準優勝。日清公認のどん兵衛士の称号を得ており、どん兵衛とラーメン二郎要素を融合させた「どん二郎」のネーミングやレシピを考案。空条海苔助の名義で「世にも微妙なグルメレストラン」「彦龍のノリヒコさん」などを出版するB級グルメ研究家で「月曜から夜ふかし」などにも出演。イタリアをめぐりピザを食べる旅をするほどピザマニア。昭和的な「個人経営の焼肉屋」をめぐる旅をする焼肉マニア。秘境ドローンカメラマンもしている秘境グルメマニア。