愛知県名古屋市のヒルトン名古屋では、1階オールデイダイニング「インプレイス 3-3」にて、“美食の国”スペインの料理を楽しむ夏のビュッフェを開催しています。(2021年8月18日まで)
カラフルな野菜を使った料理、ゴーヤやスイカなどの夏野菜を取り入れた新感覚のスペイン料理、ピンチョス、大きなフライパンで作る本格パエリア、大ぶりの骨付き牛肉や豚肉など、食欲を刺激する約30種類以上のメニューが勢ぞろい。
海外旅行が難しいご時世ですが、”食”でスペインを旅しているような気分が味わえます。
では、さっそくホットコーナーから見ていきましょう。
こちらは、ライブステーションで提供しているタパススタイル スパニッシュビーフバーベキュー ロメスコソース(土日祝限定/6月27日まで提供)。金串に刺したビーフと夏野菜を高温で一気に焼き上げた、香ばしいスペイン風のバーベキューです。
牛ブリスケットの柔らかスモークロースト 黒胡椒風味。ビーフの肩バラ肉を燻製したあと、長時間スチームすることで柔らかくし、仕上げにローストするという手間をかけた一品です。黒胡椒やコリアンダーなどの香りを加えることで、より複雑かつ重層的な風味となっています。
スペイン産純粋デュロック豚のロースト アーモンドピカーダソース(6月30日まで提供)。デュロック種のみをかけ合わせたスペイン産あか豚は、柔らかく、脂身に甘みを感じるのが特徴です。
これらの肉料理はライブステーションで温かいものを切り分けていただきます。
ビーフバーベキューの力強い味わいの赤身にはパプリカとナッツを使ったコクのあるロメスコソース、デュロック豚のローストにはアーモンドやハーブ、ガーリックなどをすりつぶして作るピカーダソースというように、それぞれのお肉の味わいを引き立てるソースが秀逸です。
ソースのオレンジとグリーンのコントラストも鮮やか。お肉を噛みしめると、香ばしさと旨みが口いっぱいに広がります。もちろん、ビュッフェなので何度でもお代わり自由です。
スペイン料理と言えば、バレンシア地方発祥の米料理パエリアは外せません。このビュッフェでは直径45センチの大きなフライパンで作られた本格パエリアをいただけます。
スープの旨みをしっかり吸ったパエリアは、パラリとした食感で、クセがなく食べやすいです。
ゴーヤのライスクロケータ(ライスコロッケ)。ゴーヤの種をくり抜き、お米を詰めてコロッケのように揚げたものです。揚げることでゴーヤの苦みが適度にやわらぎ、食べやすくなっています。
奥三河鶏(恵那鶏)とズッキーニのアヒージョ仕立ては、鶏肉と相性抜群のガーリック風味のオイルをソース代わりに使ったもの。
そのほか、何種類かの温かい料理が、期間中メニューを一部入れ替えながら登場します。
スペインのガーリックスープ「ソパデアホ」は、にんにくの効いたスープに卵を落としたやさしい口当たり。もう一種類は「ソパデマリスコス」という魚介のスープです。
パンはバケット、パン・ガリシア、チョリソーブレッド、オリーブトマトの4種類。スライス済みのものがパンケースに入っているので、そこからトングで取り分けます。
コールドコーナーでひときわ目を引くのは、土日祝限定のスペイン産ハモンセラーノ(生ハム)原木です。
生ハムの一番おいしい食べ方は、原木からカットしたばかりの「切り立て」を食べることだとか。このビュッフェでは目の前でスタッフが好きなだけハモンセラーノを切り出してくれます。
濃厚な旨みと適度な塩気のあるハモンセラーノは、バケットやパン・ガリシアによく合うのはもちろん、フルーツとの相性も抜群です。
鰯の酢漬けにしたものに茄子のスペイン風マリネを添えたエスカリバータは、夏らしくさっぱりとした一品。スイカの冷たいスープもありました。
スイカにはカリウムやビタミンA(カロテン)などの栄養素が含まれており、夏のからだの疲れを癒やすのにぴったりです。
ピンチョスステーションには、スペインのおしゃれなフィンガーフード「ピンチョス」がずらり。
ピンチョスとは食材を串(楊枝)にさした軽食のことで、カラフルな見た目も楽しく、いろいろな味を楽しめるのが魅力です。
ホワイトコーンのプディングと愛知県産トマトのサルモレホ(6月30日まで提供)。優しい甘みのホワイトコーンのプディングにスぺインの代表的なトマトの冷製スープを流したものです。
お皿の上にビタミンカラーがいっぱいで、心もからだも元気になれそうですね。
サーモンとオレンジ、春日井キクラゲのレモホングラナディーノや、タコのマリネなどの冷菜も。
ビュッフェ提供時間内であれば、○○分制といった時間制限はないので、好きなものを好きなだけ堪能できます。特に毎回温かい切り立てをいただける肉料理は人気のようで、お代わりをする人も少なくありません。
“美食の国”スペインの料理を楽しむ夏のビュッフェは料理だけでなくデザートも充実しています。
写真中央のおひげのマッドハットは、黒いチョコレートとアーモンドクラックランをコーティングしたヘーゼルナッツチョコレートケーキです。
左側の青いもむしのウェーブベンチは、甘酸っぱいカシスクリームと洋梨コンポートを、アニス風味のホワイトチョコレートムースで包み、側面にスペインタイルを描いたもの。
いたずらなクレイジー時計のケーキは、甘酸っぱいパッションクリームを、オレンジとマンゴーのムースで包んだケーキです。
これらのホールケーキは目の前でシェフが取り分けて渡してくれます。もちろん、3種類すべてを少しづつカットしてもらっても、好きな1種類を大きくカットしてもらってもOKです。
甘酸っぱいパッションクリームをオレンジとマンゴーのムースで包んだいたずらなクレイジー時計のケーキに、フルーツコーナーのマンゴーやいちごをたっぷり添えていっしょに味わう・・・・・・なんて贅沢も、ビュッフェならではのお楽しみ。
バラエティ豊かなグラスデザートは小分けになっていて取りやすいです。
左は、ノンアルコール白ワインとホワイトグレープ、ストロベリー、グレープフルーツゼリーをモザイクタイルに見立てたモザイクタイルのサングリアゼリー(ノンアルコール)。
中央は、トリハスと呼ばれるスペイン風フレンチトーストです。セマナサンタ(聖週間)のときに食べる伝統的なお菓子にマンゴーソースとクリームを添えて。
右は、太陽のチェリーガスパチョ。トマト、チェリー、オレンジ、ストロベリー、マンゴーの真っ赤なガスパチョに、ヨーグルトクリームとオリーブオイルを添えた夏のさっぱりスイーツです。
みずみずしいグラスデザートは、肉料理やパエリアなどのごちそうを食べた後のお腹にもするりと入っていきます。特に、甘酸っぱくフルーティーな太陽のチェリーガスパチョは、夏にぴったりの爽やかさなので、ぜひ一度お試しください。
ホテルメイドのスコーンや、いちごのプチロールケーキもありました。デザートもしっかり楽しみたい人は、お腹と相談しながらメインの量を調節するとよさそうです。
また、ドリンクバーには、コーヒー、紅茶、ソフトドリンクが用意されており、好きなものを好きなだけ飲めます。エスプレッソマシンで淹れる本格的なコーヒーや、ドイツの老舗紅茶メーカー・ロンネフェルト社の紅茶は、デザートとも好相性です。
ヒルトン名古屋「インプレイス3-3」の“美食の国”スペインの料理を楽しむ夏のビュッフェは、2021年8月18日まで開催されています。海外旅行気分を味わいに足を運んでみてはいかがでしょうか。
店名 ヒルトン名古屋 オールデイダイニング「インプレイス 3-3」
住所 愛知県名古屋市中区栄1-3-3
アクセス 名古屋駅から車で5分、徒歩15分/地下鉄東山線 伏見駅 7番出口から徒歩約3分
期間 2021年5月12日(水)~2021年8月18日(水)
※最新の提供時間は公式サイトにてご確認ください。
※情勢によっては、記事公開後に営業時間変更やビュッフェの提供中止となる可能性もあります。お出かけの前に必ず公式サイトにて最新の情報をご確認ください。