コスプレトークン(COT)の日本での活動を支援する株式会社キュアは18日、日本初のコスプレ専門会社ONIGIRI Plusとの戦略的パートナーシップを締結したと発表した。
ONIGIRI Plusは、世界各地で登録者数1000人以上を抱える日本初のコスプレ専門会社で、コスプレイヤーのキャスティング、各界へのプロモーションなどの事業を通じて日本のコスプレ文化のさらなる発展に取り組んでいる。
ONIGIRI Plusの代表である雅南ユイ氏は、北米で盛んなコミック、ゲームイベント「コミコン」の日本展開「東京コミコン」のコスプレ担当の実績や海外での豊富なネットワークがある。今回、COTが目指すコスプレ業界全体のステップアップと目的が合致したため、提携に至ったという。今後はコロナ禍におけるイベントとオンラインの両軸からコスプレイベントやサービスの展開を連携していく。
COTは、株式会社キュアが運営する世界最大級のコスプレプラットフォーム「World Cosplay」内で使用できる暗号資産である。現在、国内では暗号資産(仮想通貨)取引所Zaifやサクラエクスチェンジに上場している。イーサリアムをベースとしており、世界中のコスプレイヤーやファン、カメラマン等、その周辺領域で活動する人々で形成される「コスプレ経済圏」の自発的発展とコミュニティへの貢献を目的として発行された。
株式会社キュアは3月に「Curecos」のβ版である「Curecosβ」を一般公開している。COTで支援を受けたコスプレイヤーはCOTを100%受け取る事ができ、一部のコスプレイヤーに対してCOTを贈った応援者はNFT(非代替性トークン)が返礼される。COTに馴染みのない方の場合は、クレジットカードを利用してもコスプレ画像に対してコメントと支援金を送る事ができる。ロードマップでは、2022年第2四半期にCOTの大手海外取引所へ上場及びCurecosの本ローンチ、第3四半期にはCOTステーキングサービスの開始、Curecosの多数機能アップデートを予定していることを示している。