ネット掲示板「2ちゃんねる」開設者で実業家の「ひろゆき」こと西村博之氏(46)が29日に自身のツイッターを更新。「働く人々の祭典「第94回メーデー」 に参加しました。」との書き出して投稿された岸田文雄首相(65)のツイートに反応して私見を述べた。
岸田首相はこの日、「働く人々の祭典『第94回メーデー』に参加しました。2023年の春闘では正規労働者の月例賃金、中小企業の月例賃金ともに30年ぶりの高水準となり、力強いうねりが生まれています。このうねりを地方・中小企業に広げるべく、引き続き力強い賃上げを実現できるよう、私自身も先頭に立って取り組みます。」と自身のツイッターに投稿。“岸田政権の最重要課題は賃上げです”と大きく配置された画像を添えて労働者に向けてメッセージを送った。
岸田首相は労働組合の中央組織「連合」が東京都内で開くメーデー中央大会に出席。これは2014年の安倍晋三元首相以来、現職首相の出席は9年ぶりのことで、岸田首相がこれまで掲げてきた賃上げの成果などをアピールした格好だ。
ひろゆき氏は即座にこれに反応し、同投稿を引用したうえで「低賃金の移民労働者を減らすと、労働者の賃金水準は上がりますよ。派遣労働を違法に戻すと、さらに正規労働者の賃金は上がりますよ。『岸田政権の最重要課題』ならすぐにやれますよね?」と疑問を投げかけた。
この投稿にコメント欄には「ほんまそれ」「でもさあ、運送とか介護とか、人手不足なのに賃金上がってないじゃん?『移民入れないと賃金上がる』ってあまり説得力なくない?」「所得増えない諸悪の根源が、派遣労働法改悪でした」「彼は言われたことをそのままやってるだけ。何かを決める権限を持っていません」「外国人の優遇に一生懸命ですから、それは難しいかと」など、さまざまな意見が寄せられていた。