ビットコイン(BTC)は一時6.7万ドル台半ばまで反落後、6.8万ドル台を回復したものの、戻りが鈍い。米5月消費者信頼感指数が予想外に上昇したため景気が依然底堅く、連邦準備制度理事会(FRB)が当面高金利を維持する可能性が一段と強まったことが一因。英国中銀の利下げ観測も後退した。一方で、共和党のトランプ大統領候補が連邦債務削減に向けた解決策のひとつとして暗号資産の利用を検討していると報じられたことは買い材料となる。