様々な書店が集まり、本の街として知られる東京・神保町。
本だけでなくもう1つ有名なものがこの街にはあることをご存知だろうか?
それがお手軽に味わえる神保町グルメ。
例えば、神保町で最も古いカレー店「共栄堂」で味わう極上のスマトラカレーに、あのタモリさんも絶賛したジャズオリンパスの赤いチキンカレー、そして常連からこよなく愛されている「エチオピア」のチキンカレーや、そして神保町で人気を二分すると言われる欧風カレーの名店、「ボンディ」や「ガヴィアル」など、カレーというジャンルを取ってみても奥深いお店がたくさん存在している。
他にも、書店の街ならではの喫茶店で例を挙げれば、タンゴ喫茶「ミロンガ・ヌオーバ」に神保町のランドマークとも言える喫茶店「さぼうる」など名店がひしめきあっている。
さらには、餃子の名店「スイート・ボーヅ(スヰートポーヅ)」に、行列ができるほど人気の焼きそば専門店「みかさ」、そして沖縄のクラフトビールが味わえる琉球バル「ガチマヤ」など、この街にしかないような個性豊かな名店が軒を連ねる、それが神保町グルメの魅力だろう。
そんな神保町グルメの中から、今回はカウンター8席しかないけれども絶品の中華料理を味わえるお店をご紹介したい。
お店の名前は「たいよう軒」だ。
・神保町と九段下のちょうど中間に位置する美味しい街中華のお店
こちらのお店、神保町と九段下のちょうど中間に位置する美味しい街中華のお店だ。
路地裏にある黄色い屋根が目印のお店は、カウンター8席のお店。
ご夫婦で切り盛りしているお店なのだが、全ての料理に愛情がこもっており、大都会東京にあって、このような心温まるお店で美味しいメニューを堪能できることに幸せすら感じる、そんなお店が、今回ご紹介する「たいよう軒」なのだ。
そのため、しっかりとお店の方の呼吸を読み、お店の方の流れに寄り添うような、対話するような心構えでこちらのお店を訪問してもらいたい。
・ボリュームたっぷりの半チャンラーメン
こちらのお店の半チャンラーメンは、ボリュームたっぷり。
ラーメンもチャーハンも1人前しっかりあるのではないか?と思えるほど。しかしながら、チャーハンもラーメンも非常に美味のため、女性でもペロっと食べてしまえるほどのウマさだ。
ラーメンは正統派の醤油ラーメンとなっている。
スープはしっかりと鶏ガラと野菜のウマミをたっぷりと感じる事が出来るし
厚めに切られたチャーシューはほろほろと崩れてしまいそうなほど柔らかくなっている。
そんなおいしいチャーシューはたっぷりと美味しいスープで泳がせて、頃合いを見計らって味わえば、えも言われぬ味わいが口いっぱいに広がるのだ。
すこし固めに茹で上げられた麺は緩やかにウェーブがかかっており、美味しいスープをしっかりと引き上げてくれる。
まさに理想の醤油ラーメンがここにはあるのだ。
そしてチャーハンも秀逸。
注文して炒めあげられるチャーハンは、絶妙の水分の含み方をしており、パラパラでありながら、しっとり感も味わえる最高の仕上がり。
味わいもあっさりとしており、いくらでも食べていられるといえるほどの美味しさだ。
もちろんこのチャーハンには、こちらの醤油ラーメンのスープが最高に合うため、ぜひチャーハンとラーメンを交互に楽しんでもらいたい。
本の街・神保町で味わう、心温まるお店で美味しいメニュー。
しっかりと食べ応えのある、そして美味しい半チャンラーメンを味わえば、きっとこれまでよりももっと、神保町のことが好きになるに違いないのだ。
そして、そんな自分にとって宝物のようなお店を、また神保町で見つけるための散歩旅に出かけたくなるに違いないのだ。
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お店 たいよう軒
住所 東京都千代田区神田神保町3-12 山瀬ビル 1F
営業時間 月曜日~金曜日 11:00~18:00 土曜日 11:00~ランチ終了まで
定休日 日曜日、祝日