自民党の河野太郎外務大臣(55)がツイッターで、政治評論家・板垣英憲氏(72)がブログにつづった情報について苦言を呈した。
板垣氏は8日に自身のホームページ上に掲載されているブログ記事を更新。「特別情報」として、安倍首相が今月6日に広島市で行われた平和祈念式典後に「金委員長と対話し新しい日朝関係を築かなくてはならない」と発言したことに触れつつ、「北朝鮮に一蹴されている」とした。
また、「もっと悲惨だったのは河野太郎外相だ」として、「河野太郎外相は、シンガポールでのASEAN地域フォーラム閣僚会議中、接触した北朝鮮の李容浩外相から『ふざけんなコノヤロー』と怒られてしまった」と8月3日に行われた東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム閣僚会議内で起こったとされる出来事について触れた。
これに反応したのが当の河野外相。自身のツイッターを更新し、板垣氏の発言に触れ、「なんでこんな嘘を垂れ流すのかな。」と短い言葉で抗議の意を示した。
これについて有権者からは、「政治評論家の発言とは思えません。嘘による不当な印象操作を許しません!」「河野さん、大々的に注意した方が良いですよ」「表現の自由と虚偽の流布は別物です。厳しく抗議しましょう」といった声が集まっていた。