どんな居酒屋にもそのお店に通う人々の思いが重なり、そしてそのたくさんの思いは居酒屋の持つ雰囲気となるのだ。

それゆえ、日本各地に多く人々を虜にする居酒屋がキラ星のごとく存在している。

例えば、あの吉田類も絶賛する大衆酒場、東京・江東区南砂町の「山城屋酒場」に、沖縄・石垣島で旬の魚介と沖縄料理を味あわせてくれる名店「居酒屋 錦(にしき)」新潟の郷土料理からラーメンや洋食まで味わえる新潟市・古町の老舗居酒屋「喜ぐち(きぐち)」北海道は小樽の絶品のおでんと日本酒を楽しめるお店「酒処 ふじりん」に、北海道随一の日本酒の品揃えと美味しいツマミのお店札幌市北区「味百仙(あじひゃくせん)」、食い倒れの町大阪では、魅惑の豚足を味わえる「かどや」に、鴨の焼き鳥が味わえる「とり平」、そしてあの開高健も愛したクジラのおでんが楽しめるたこ梅、さらには名古屋にいったら絶対に行っておきたい居酒屋「歓酒亭 大安(かんしゅてい だいやす)」などなど、数え上げればキリがない。

そんな美味しい居酒屋の中から、今回は、沖縄を代表する居酒屋の1つをご紹介したい。

お店の名前は「うりずん」。

・沖縄を代表する居酒屋、それが「うりずん」
「うりずん」とは、沖縄の言葉で、冬が終わり大地に潤いが増してくる時期のこと。

沖縄に住む方ならではの季節感を表す言葉で、若葉がいっせいに咲き、草花はその彩りを増して、大地を潤していくていく、そんな様子が目に浮かぶ言葉だそうだ。

那覇市安里の路地裏に佇む、雰囲気たっぷりのこちらの居酒屋は、お店の名前の「うりずん」のとおり、喉の乾いた吞ん兵衛たちを潤してくれる、まさに最高の居酒屋なのだ。

・美味しい沖縄料理と本物の古酒(クースー)を堪能できるお店、それが「うりずん」
沖縄最高の居酒屋の1つとして知られるこちらのお店を訪れれば、数えきれないほどの泡盛のラインナップがお出迎えしてくれる。


様々なラインナップの中から、まずは店主がブレンドしたオリジナルの特製古酒を味わっておきたい。

柔らかで華やかな香りが鼻腔をくすぐる特製の古酒は、アルコール度数は30度でありながら、非常にまろやかな味わい。


そんな美味しい古酒には沖縄の美味しい郷土料理が良く合う。

ポン酢でサッパリと味わうグルクンの刺身は、プリプリとした味わいが秀逸であるし、

シャコ貝の刺身は、濃厚な肝と一緒に味わう、シャコ貝特有のシコシコ感がたまらない。


さらには、ドゥルワカシーを揚げた、こちらのお店の名物ドゥル天。

ドゥルワカシーとは、田芋とその茎を蒸してアク抜きし、豚肉などの具材と一緒に炒め、ねばりが出るまでダシで煮て、つぶしながら練り上げる沖縄の郷土料理。

かつては各家庭でも作られていたという料理であったが、現在では手間がかかるため、なかなか家庭では作らなくなったそうだ。

そんなドゥルワカシーを油で揚げた、こちらのお店の名物ドゥル天は、ホクホクとした田芋とダシの優しい味わいがたまらない逸品。

そんな美味しい沖縄だけでしか味わえない料理と、沖縄の美味しい古酒を一緒にあじわう、まさにこの場所でしかできない、そんな美味しい体験なのだ。

もし、沖縄を訪れるのであれば、路地裏に佇む居酒屋さんを探してみてはいかがだろうか?

きっとそこには、その場所でしか味わえない美味しいメニューと美味しいお酒が待っているに違いないのだ。

そしてそんなアタリの居酒屋を見つけたのなら、沖縄にまた帰ってきたい、そう感じてしまうに違いないのだ。

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お店 うりずん
住所 沖縄県那覇市安里388-5
営業時間 17:30~24:00(L.O.23:30)
定休日 年中無休
お店の公式ホームページ http://urizun.okinawa/index.html