前東京都知事の舛添要一氏(69)がツイッターで、中国へのODA(政府開発援助)終了が表明されたことにコメントした。
約40年にわたり実施されてきた中国に対するODA。23日に政府は本年度の新規案件を最後に終了すると正式に表明。安倍晋三首相は25日から中国を訪問し、ODA終了を正式に伝達する予定だという。
そんな中、舛添氏は23日にツイッターを更新し、「25日に安倍首相が訪中するが、対中ODAを終了することを決定」と触れつつ、「GDPで世界2位の大国に3位の日本が援助を止めるのは当然だ」とした。
さらに舛添氏は「日本が1979年から40年間で3 兆6500億円の支援をしたことが中国の発展に寄与した」としつつ、「今後は途上国の援助に日中で連携するが、先端技術競争で日本は負けないようにしなければならない」と今後の日中関係について触れていた。
このツイートに有権者からは、「ひじょうに共感します!」「今回の件についてはとても嬉しく思います」「終了してくれて本当によかったです!」という声が集まっていた。多くの人が違和感を抱いていた対中ODA。今回、終了を通達するという政府対応を称賛する声も多く見られていた。