日本各地にはそれぞれの街や地域の方々がこよなく愛し、磨き上げられてきた絶品グルメが必ず1つや2つ存在する。

しかしその絶品グルメは、ほとんどの場合地元の人にとっては「常識」や「当たり前」のため、その街や地域以外の人にはなかなか知られることがないのが、現状である。

例えば、愛知県・安城市にある「北京本店の北京飯」広島県・広島市にある「陽気のラーメン」石川県・金沢市にある「グリルオーツカのハントンライス」新潟県・新潟市にある「みかづきのイタリアン」大阪府・大阪市にある「かどやの豚足」長野県・上田市にある「日昌亭の焼きそば」北海道・札幌市にある「だるまのジンギスカン」などなど、さまざまな美味しいグルメがキラボシのごとく日本各地に輝きを放って存在している。

今回はそんな絶品の地方グルメの中から、福井県が誇る絶品の焼き鳥チェーンをご紹介したい。

お店の名前は「秋吉」だ。

・全国に誇る福井の味わい、それが秋吉の焼き鳥
こちらのお店、1959年(昭和34年)に4坪の個人営業の焼き鳥店からスタートしたお店。

昭和34年(1959年)と言えば、「週刊少年マガジン」「週刊少年サンデー」が創刊され、当時の皇太子様(現在の天皇陛下)がご成婚、そして王貞治さんが後楽園球場でプロ入り初ホームランと、高度経済成長を追い風に、日本が急速に発展を遂げていた時代。

そんな時代に産まれた焼き鳥店は、現在にいたるまで、本当に美味しい焼き鳥を多くの人々に提供してきたのだ。

その証拠に現在では、福井県内に27店舗、首都圏をはじめとした福井県外に84店舗、合計111店舗を誇る福井県を代表するだけでなく、日本を代表する焼き鳥チェーンへと成長を遂げているのだ。

・食感と溢れ出るウマミがたまらない!秋吉の純けい
そんな日本を代表する焼き鳥チェーンの本店こそ、福井県福井市順化にあるお店だ。

こちらのお店に来たら、なんと言っても「純けい」を味わっておかないと始まらない。

「純けい」とは産卵を終えた雌鶏のこと。

噛みごたえのある「純けい」は噛めば噛むほど、じわじわとウマミが溢れてくるため、そのまま味わっても最高。

特製のカラシダレにつけて味わうと、よりいっそう美味しい味わいを堪能できる。


もちろん、通常の肉タレにつけても美味しく頂けるのだが、もし肉タレにつけるのであれば、ニンニク南蛮を添えて味わうのもオススメだ。



・他にも美味しいメニューが目白押し
もちろん「純けい」だけではない。

他にも美味しいメニューが目白押しなのだ。

例えば、ハラミはしっかりとした味わいに加えて、豚肉のウマミをたっぷりと感じられる味わいであるし、


串焼きハンバーグは、香ばしいハンバーグの香りとジューシーな肉汁、それに加えてたっぷりのケチャップソースが非常にマッチしている逸品となっている。


もしもたくさんの焼き鳥を味わって、少し小腹が空いているという方は、香ばしく焼き上げられたおにぎりにダシがたっぷりとかかっている、焼きおにぎり茶漬けを味わっても良いかもしれない。

サッパリとしたお茶漬けの味わいに、香ばしい焼きおにぎりの味わいがマッチしており、余韻を楽しめる逸品となっている。




福井で生まれ、日本全国に広がっていった秋吉の焼き鳥。

もしも福井を訪れたのであれば、そんな秋吉の焼き鳥がスタートした場所で、美味しい焼き鳥を味わってみてはいかがだろうか?

そこにはきっと、福井の人々が大切にしてきた、絶品の味わいがあるに違いないのだ。

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お店 秋吉 福井片町店
住所 福井県福井市順化2-7-1
営業時間 17:30 ~ 翌日 2:30
定休日 日曜日
公式ホームページ http://www.akiyoshi.co.jp/index.html