ハワイ州観光局日本支局は、シニア層を対象とした新プロジェクト「65歳からのハワイ」を4(シ)月28(ニア)日に発表・始動した。「楽しもう、歳だから。」のメッセージキーワードとともにシニアがハワイを楽しむヴィジュアルなどを発表。そして、応援団長に就任した俳優の寺島進さんが記者発表に登場した。

コロナ禍を経て、海外旅行者は全体で回復傾向にあるという。なかでもハワイの昨年(2025年)のハワイ渡航者数は73万1,922人と前年比を上回り、全体が3%増えるなかでハワイは6%増と好調で海外渡航者の3人に1人は20代女性だ。そんななか、さらなる旅行者の層としてシニア世代に着目した新たなプロジェクト「65歳からのハワイ」が始動。“アクティブシニア”をターゲットにしている。

20代のころに1980年代の海外旅行黄金期を経験しているシニア層にとって、ハワイは憧れであり親しみのある行き先でもある。本プロジェクトの記者発表では、団長に就任した俳優の寺島進さんが登場した。

「ハワイはいいよね。ゆったりしていて人もあたたかい。海も山もあって。どうしようかななんて悩むくらいなら、行っちゃったほうがいいね」

寺島さんはハワイで撮影時したプライベートショットも披露。「朝がいいんだよ」と、海沿いを散歩したときのエピソードや写真を公開、ハワイの空気感を話した。また、現地のコーディネーターとの触れ合いや自然、現地の食事など、ハワイならではの良さも感じたという。

本プロジェクトは、業界を横断的に進める取り組みとなっている。ハワイ州観光局日本支局を旗振り役に、観光庁、一般社団法人日本旅行業協会(JATA)の賛同のもと、旅行会社9社、航空会社5社、その他合わせて58社の提携企業が参画している。

パラセーリングをしながら愛を誓う、「アロハ・オーシャン・エターナル・ラブ」〜ハワイの海の上で愛を誓う〜といったプランや、ハワイ在住のトラベルコーディネーターに相談できる「おまかせハワイツアー」、3世代家族そろって楽しむハワイ「孫との思い出ハワイツアー」など、多様ツアープランが用意されている。単に見るだけの観光旅行にとどまらず、自然の宝庫ハワイの特色を活かしてさまざまな「体験」を楽しんでもらうのが狙いだ。

じつは60代以上の海外旅行者は少ない傾向にあり、パスポート保持率も低いという。日本人にはとても馴染み深いハワイ。海外旅行の行き先としては行きやすい場所だ。本プロジェクトのシニア層の海外旅行者増は、アウトバウンド促進の起爆剤になるかもしれない。