マレーシアの首都クアラルンプールから南へ車で40分ほどの場所にあるプトラジャヤは、バラ色の花崗岩を使用して造られたピンク色のドームが特徴的な「プトラモスク(通称ピンクモスク)」があることで知られる行政都市です。

今回紹介するのは、そのプトラジャヤにあるラグジュアリーホテル「ルメリディアン・プトラジャヤ(Le Méridien Putrajaya)」。世界中にネットワークを持つホテルブランド「ルメリディアン・ホテル&リゾーツ」の一つです。

吹き抜けの広々としたホテルロビー。

色ガラス越しに陽光が差し込み、床にはカラフルな影が揺らめきます。

待ち合わせや休憩に便利なソファも複数配置され、ロビーの端にはバーカウンターも。夜になるとぐっと大人っぽい雰囲気に変わります。

今回宿泊したのはキングベッド1台が置かれたシグニチャーキング。40平方メートルの広々としたお部屋です。

ベッドはとても寝心地がよく、寝具も2種類の枕も申し分ありません。

ベッドの足元方向には40インチの薄型テレビが、窓際にはライティングデスクとチェア、2人掛けのソファが設置されています。

窓からは隣接するゴルフ場のグリーンが見下ろせます。お部屋の向きにもよりますが、今回筆者が泊まったお部屋からはプトラジャヤの中心地にあるプトラモスク(ピンクモスク)が見えました。

無料のミネラルウォーター、プレス式コーヒー、インスタントコーヒー、紅茶ティーパックなど。

ベッドの反対側にはバスルームがあります。

バスルームと居室を区切る壁にはガラスがはめ込まれており、バスルームから居室と窓の外を見渡すことが可能。もちろんロールスクリーンを降ろして、見えないようにすることもできます。

ゆったりと浸かれる大きなバスタブ。

大理石の洗面化粧台は、赤×黒でシックな雰囲気です。

シャワーブース(レインシャワー&ハンドシャワー)とトイレは別になっています。

バルローブやタオル類、バスアメニティも充実しているのが嬉しいです。

ホテルの館内施設としては、屋外プール(7:00~20:00)とフィットネスクラブ(24時間)があります。開放感たっぷりの屋外プールでは、南国リゾート気分を味わえることでしょう。

1階にあるレストラン「レイテスト・レシピ(Latest Recipe)」では、マレーシア料理をはじめとした各国料理をブッフェスタイルで楽しめます。

各種カレー、サテー(焼き鳥)、ヌードルなどのローカルグルメ、そしてオイスター、海老、蟹、ホタテなどのシーフードもずらり。お寿司もありました。自分で作れるアイスカチャン(豆やゼリーをトッピングするマレーシアのかき氷)も、ぜひ試してみたいところです。

朝食ブッフェも同じレストランでいただけます。ペストリーの種類も豊富で、卵を好みに調理してもらえるエッグステーションも。

日本では1泊1室数万円しそうなラグジュアリーホテルですが、ルメリディアン・プトラジャヤは、クアラルンプールから少し離れていることもあり、1泊1室9,000円台~と手ごろな料金で泊まれるのが魅力です(※宿泊料は日付により異なります)。

すぐ隣には大型商業施設(ショッピングモール)があるので、買い物や食事にも困りません。

ゴルフをする方はもちろん、上品な雰囲気の中ホテルステイを楽しみたい方にもおすすめです。

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名称 ルメリディアン・プトラジャヤ(Le Méridien Putrajaya)
所在地 Lebuh IRC, IOI Resort City, Sepang プトラジャヤ, 62502 マレーシア
公式サイト Le Méridien Putrajaya