国道246号線と世田谷通りの間を並行している弦巻通り。東急田園都市線の駒沢大学駅から徒歩10分くらいのところにある「Indian canteen AMI(アミ)」は本格的な南インドカレープレートが食べられるカレー屋さんです。
お店の外観、内装、雰囲気、食器はもちろん、ここで食べられるカレーも含めて全てがハイセンス・ハイレベル。最寄りの駒沢大学駅からも10分くらいと、決して便利な場所ではないのですが、お客さんが次々と訪れる人気のお店。開店前には平日でも列を作るほどです。
・とにかくセンスが良い
AMIは、女性店主が一人で切り盛りをするこじんまりとしたお店です。お店の外観はもちろんのこと、店内の装飾もすごく統一感があり、きめ細かなセンスを感じます。カウンターの上には、お花が飾られていて、奥の棚には、食器やスパイスが並べられています。
食器も、インドで使われているような食器なのに、いかにもインドという感じではなく、ひとつひとつが可愛いくて女性にはたまらないポイントが満載です。店内は 6 ~ 7 席程度のカウンターと、2 人がけのテーブルが 2つ。奥には小部屋があり、絵本などもおいてあるのでお子様連れにも嬉しいポイント。
・カレーは2種盛り!
ランチ・ディナー共に、カレーは1種盛り1,000円2種盛り1,200円とお財布にも優しいお値段。カレーの種類はレギュラーが3種類と日替わりカレーが1種類、全4種類の中から選べます。レギュラーメニューでもある一番人気の「チキンカレー」はココナッツをベースに酸味と辛味を効かせた本格的なのに食べやすい南インド風。南インドらしいグレイビーに手羽元がたまりません。
アチャール(漬け物)もわんさか盛られており、彩豊かで視覚からも楽しめます。もちろんどのアチャールもカレーとの相性抜群。一瞬でプレートを平らげられてしまいます。女性にも大盛りをオススメしたいほど。
・丁寧でシンプルな味
お腹を空かせていくと一瞬で完食してしまうほど美味しいAMIのカレー。(実際に量は少なめ)一言で言うと「丁寧な味」。たいていの南インド料理店は、南インド出身のシェフが腕をふるうので、料理全体に「現地感」があり多少ラフな味付けで、行くたびに味が変わることがあったり。それも込みでインドを味わえます。一方でAMIのカレーは非常にきめ細かく、優しく深い味わい。
単に作り置きを温めているのではなく、ちゃんと一皿一皿味見しながら作っており、とても丁寧な仕事ぶり。日本人ならではの繊細さが加わった本格南インドカレー、どうりで身体の隅にまで染み渡るわけです。
・ラッシーが激ウマ
AMIでオススメしたいものが、カレーの他にもうひとつ。ラッシーです。大抵どのインドカレー屋に行ってもメニューにある定番ドリンク。ラッシーはインドでいう飲むヨーグルトのようなものです。ヨーグルトとミルクを混ぜたもので、砂糖や蜂蜜(はちみつ)、果物などで味をつけます。このヨーグルトの酸味が、スパイスの効いたカレーを食べるときに欠かせないほど相性抜群。インドカレー好きは必ず頼むドリンクなのではないでしょうか。
AMIのラッシーは他のお店のラッシーよりもどろっと濃厚な飲みごたえ。甘さも控えめで、くどくならないのもポイント。マイルドさと酸味の効いたラッシーとカレーがマッチしすぎて毎度頼んでしまうほど。これはぜひとも、カレーと一緒に頼んでいただきたい。
駅から少し歩くので交通の便はそこまで良くありませんが、ランチになると開店10分前にはお店の前に列ができるほどの人気店。住宅街の中に佇む南インドカレーの名店「Indian canteen AMI(アミ)」。ぜひとも足を運んで味わっていただきたい注目のカレー屋です。予約ができないので開店時間の少し前に行くのがオススメです。
もっと詳しく読む:丁寧な南インドカレープレートが食べられるハイセンス・ハイレベルなカレー屋「Indian canteen AMI(アミ)」 (東京メインディッシュ) http://main-dish.com/2019/07/15/ami-curry/
「Indian canteen AMI(アミ)」
住所: 東京都世田谷区弦巻2-8-15
時間: 金~月 12:00~19:00(L.O.18:00)火曜 12:00~15:00 (L.O.14:30 )
休日: 水曜・木曜(不定休あり)