オスマン帝国時代の1554年、現在のトルコ・イスタンブールにやってきた二人のシリア人が、コーヒーを出すお店を始めました。
これが世界で初めての「カフェ」とされており、その後このカフェ文化はヨーロッパの方へと広がっていきました。
カフェ文化発祥の地、イスタンブールでは、日々様々なコンセプトをもつカフェが続々とオープンしています。
もちろん、スターバックスコーヒーやトルコ発のコーヒーショップのチェーン店もありますが、個人経営の個性と魅力あふれるカフェが多いのも、イスタンブールのカフェの特徴です。
特にヨーロッパ側の新市街のカラキョイ地区は、最近おしゃれで特徴あるカフェで賑わっており、平日でも若者が集っておしゃべりを楽しんだり、ゆっくり勉強したりパソコンを触っている姿をよく見かけます。
カラキョイに数あるカフェの中でも、最近話題のカフェが今回ご紹介するルビー・カラキョイ(Luby Karaköy)です。
ルビー・カラキョイにはテラス席があり、天気がいい時にはカラキョイの雰囲気を楽しみながら時間を過ごすことができると同時に、喫煙者にもありがたいスペースになっています。
一方で店内は、おしゃれなバーカウンターのような雰囲気で、シックな空間です。客席は二階にもあり、心地よいBGMが聞こえる落ち着いた空間で、地元の人たちが思い思いの時間を過ごしています。
ルビー・カラキョイには、定番のコーヒーやラテ、カプチーノといったカフェメニューのほか、トルコならではのトルココーヒーやトルコの冬の定番の飲み物サーレップ、自家製のレモネードや新鮮な果物や野菜を使用したデトックスドリンクなどがあり、その品揃えの豊富さには驚かされます。
そんなルビー・カラキョイの看板メニューといえば、お店で毎日手作りしているというルビー・セバスチャン・チーズケーキ。ほどよくしっとりとしていて、甘すぎない絶妙な味加減で、ボリュームもしっかりあります。
ルビーのチーズケーキのポイントは、ラズベリーのソースをかけて、お好みで味に変化をつけて食べることができること。チーズケーキのほんのりとした甘さとベリーの甘酸っぱさの組み合わせが、なんともクセになります。
店員さんのおすすめは、しっとりほどよく甘いチーズケーキと、自家製レモネードの組み合わせです。
日本ではついついコーヒーや紅茶と組み合わせて食べがちかもしれませんが、地中海の太陽をたっぷり浴びて育ったレモンから作るレモネードの味は、見た目以上に爽やかでスイーツによく合います。
ルビー・カラキョイは、ちょっと休憩したいなというときや、ブランチにも最適です。
ほかのカフェではなかなか味わうことができない、やみつきになること間違いなしのチーズケーキをお供に、カラキョイの雰囲気を存分に味わいながらカフェタイムを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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名前 ルビー・カラキョイ(Luby Karaköy)
所在地 Kılıç Ali Paşa Mescidi Sok No: 7
電話 +90-212-245-3665