日本人だけでなく世界でも認められているグルメの1つと言えばラーメン。
日本全国には数えきれないほどのラーメン店があり、もちろん知られざる名店がキラ星のごとく存在している。
そして日本だけでなく世界各地で様々なラーメンが存在し、日本とは違う独自の進化を遂げている。
そんな世界中にあるラーメン店の中から、今回はドイツ人に「並んででも食べたい!」と言わせるほどの豚骨ラーメンのお店をご紹介したい。
お店の名前は「ラーメン潤」だ。
・新潟からドイツに戦いを挑んだ「ラーメン潤」とは?
「ラーメン潤」とは、新潟県燕市に本店を構えるラーメン店。
「背脂ラーメンの元祖」とも呼ばれており、表面を覆う大量の背脂に、うどんのような極太麺、そして濃い目の醤油味という3つの大きな特徴がある。
新潟県を中心に13店舗を展開してるこちらのお店の海外1号店、それが、今回ご紹介する「ラーメン潤」のドイツ・フランクフルト店なのだ。
しかも「ラーメン潤」のドイツ・フランクフルト店では、「背脂ラーメンの元祖」とも呼ばれているラーメン潤の特徴を一切出すことなく、全く新しいスタイルである正統派の豚骨ラーメンで勝負しているため、日本の「ラーメン潤」とは全く異なる。
・非常に美味しい正統派の豚骨ラーメン
様々なラーメンが存在するのだが、ノーマルな豚骨ラーメンをオーダーしてみると、その正しい豚骨ラーメンの味わいに驚きを禁じ得ない。
筆者も様々なラーメンをヨーロッパで味わったことがあるが、ここまで日本の味わいを適切に提供しているラーメン店は他にはない。
素晴らしい味わいの豚骨スープに
適切な茹で時間でしっかりと豚骨ラーメンの味わいを堪能できる細麺、
そしてしっかりとした自己主張するチャーシューに
少し固茹でながらも、しっとりと半熟をキープしている半熟卵など、
この味わいをドイツ・フランクフルトで堪能できることに驚いてしまうだろう。
もしドイツならではのトッピングを味わいたいのであれば、スペシャルバージョンをオーダーしてみることをオススメする。
スペシャルには、ローストされたトマトとガーリック、そしてアボガドがトッピングされる。もし辛い味わいを堪能したいのであれば、たか菜をトッピングしても良いかもしれない。
豚骨ラーメンに、ローストされたトマトとガーリック、そしてアボガドを合わせてみると、非常に不思議なことに、合う、という事実に驚きを感じる。
また、たか菜は日本のそれよりも非常に辛みが強く、マイルドな豚骨スープをシャープに味わうことができるという、いずれも日本では味わえない、まさにドイツ・フランクフルトのラーメン潤だからこその味わいを堪能できる。
・充実したサイドメニューとデザートメニュー
こちらのお店、ラーメンだけではない。
充実したサイドメニューも見逃せない。
例えば、このお店のサイドメニューで最も人気があると言われている唐揚げだが、非常に香ばしく揚げられており、味付けも醤油とニンニクのパンチが効いた味わいとなっている。
サクサクとしておりジューシーな鳥の唐揚げは、日本人だけでなくドイツ人をも虜にしているのだ。
また、唐揚げと同じくらい人気のメニューである餃子も見逃せない。
こちらの味わいも、日本で味わう餃子と全く変わらない、という、日本人として非常に嬉しい本物の味わいを感じることができる。
さらに日本の味わいを堪能したい方には、ネギチャーシュー丼もオススメだ。
香り高いネギとチャーシューそしてゴマ油とがライスの上に載せられたこちらのお店のネギチャーシュー丼は、まさに日本でしか味わえないと思えるほどの逸品。
もし余裕があるのであればデザートまで辿り着いておきたい。
このデザートの中でオススメなのが、自家製どら焼きだ。
黒糖のコクのある甘さを感じるどら焼きの皮は、非常にしっとりとしているし、中の餡も甘すぎず、さっぱりとしているため、非常に美味しい。
和菓子屋さんとして勝負してもいいのではないか?と思えるほどのクオリティなのだ。
もしドイツ・フランクフルトを訪れることがあるのであれば、こちらのお店で日本と同じクオリティで提供されている、ドイツの豚骨ラーメンを味わってみてはいかがだろうか?
きっとそこには、ドイツの人々を虜にしてしまう、日本人ならではのきめ細やかな本物を提供する、まさに職人の魂を表現するようなラーメンがあるに違いないのだ。
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お店 ラーメン 潤 フランクフルト1号店
住所 Wilhelm-Hauff-Straße 10, 60325 Frankfurt am Main
営業時間 月曜日から土曜日 11:30~15:00 / 18:00~23:00 日曜日・祝日 11:30~21:00
お店の公式ホームページ http://www.ramenjun.co.jp/shop/