日本人のファーストフードの1つとして昔から愛されてきたメニューの1つといえば、お蕎麦。
かつては粒のまま蕎麦のおかゆにしたり、粉にしたものを練って団子状にしたり、蕎麦粉を水で溶いて焼いて食べたりしていましたが、安土桃山時代ごろにいまの蕎麦切りというスタイルの蕎麦の味わい方が生まれます。
現在では日本全国で美味しい蕎麦を味わえる名店が存在していますが、今回はそんな名店の中から、東京で味わうことができる絶品の越前蕎麦のお店をご紹介しましょう。
お店の名前は「御清水庵 清恵 (おしょうずあんきよえ)」です。
・2002年創業の福井料理のお店、それが「御清水庵 清恵 (おしょうずあんきよえ)」
こちらのお店、福井出身のご主人が脱サラして始めた福井の食文化を味わえるお店。
蕎麦粉はすべて福井の提携農家から直接仕入れており、東京で最も福井の美味しい味を楽しめるお店の1つと言っても過言ではありません。
・絶品の越前おろし蕎麦
こちらのお店では様々な美味しいメニューが揃っていますが、絶対に味わっておきたいのが、福井の美味しいご当地メニューである「越前おろし蕎麦」。
こちらの蕎麦は、そば粉100に対して、つなぎ20という割合の「外二」の分量で作られています。
その蕎麦の太さやコシは非常に強く、素朴ながらも非常に美味しくて食べ応えのある蕎麦を味わうことができます。
特筆したいのが、蕎麦のつけ汁です。
こちらの蕎麦のつけ汁には大根おろしを絞ったお汁をかえしに加えてつけ汁を作っているため、大根特有の辛みと蕎麦ツユとの味のコンビネーションを存分に味わうことができます。
そんな美味しい蕎麦のつけ汁を、太くてコシのある蕎麦と一緒に味わえば、最高の福井の郷土メニューである「越前おろし蕎麦」を堪能することができます。
大根おろしの汁がもつピリッとした辛みと美味しい蕎麦ツユの組み合わせは、太くてコシのある蕎麦の風味をよりいっそう引き立ててくれます。
また、鰹節とネギを加えて味わえば、また異なった味わいも楽しむことができます。
・サイドメニューで味わっておきたい焼き鯖寿司
こちらでは様々な美味しいサイドメニューを追加で味わうことができるのですが、もっともオススメしたいのが焼き鯖寿司です。
香ばしく焼かれた鯖に大葉とガリとが忍ばせてある焼き鯖寿司は、非常に美味。
もちろん太くてコシのある自己主張の蕎麦に負けないウマミがたっぷりなので、蕎麦と一緒に味わうとさらに美味しい福井の味わいを堪能することができます。
様々なグルメの集積地・東京。
日本橋エリアで福井の食文化を発信しつづけているこちらのお店は、美味しくて何度も味わいたくなるからこそ、約20年もの間営業を続けているのだと思います。
もし日本橋エリアで福井の美味しいメニューを味わうのなら、こちらのお店を訪れてみてはいかがでしょうか?
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お店 御清水庵 清恵 (おしょうずあんきよえ)
住所 東京都中央区日本橋室町1-8-2 日本橋末廣ビル 1F
営業時間 月曜日~金曜日 11:00~14:30 / 17:00~22:00, 日曜 11:00~14:30
定休日 土曜日・祝日