ビットコイン(BTC)は6月14日に100万円を割り込み、足元では98万円台で取引されている。もっとも取引量の多い米ドル建てでは9,200ドルで取引されている。(コインマーケットキャップより)
一部国内取引所が出している投資家の未決済建て玉情報(6月15日時点)は100万円台の買いが拡大している。海外の大手仮想通貨取引所ビットフィネックスでは6月15日のショートポジションは前週(1日時点の5,415枚)から約8%拡大して5,282枚となり、4日以降続いていた縮小が一服した。ロング・ショート比率は昨年以降継続してロングポジションの方が大きく、足元では81.1%となっている。
昨年10月と12月には、ビットフィネックスにおいてショートポジションが1万枚台まで積みあがった直後に買い戻しのような動きが建て玉と価格で観測された。短期的な値動きを追うには、引き続き、国内外の取引所における売りポジションの動向に注目したい。