ビットコイン(BTC)は6月24日に100万円を割り込み、足元では99万円台で取引されている。もっとも取引量の多い米ドル建てでは9,100ドル台で取引されている(コインマーケットキャップより)。
一部国内取引所が出している投資家の未決済建て玉情報(7月6日時点)では、29日週から拡大傾向にあった95万円台の買いが一服した。海外の大手仮想通貨取引所ビットフィネックスでは7月6日のショートポジションは前週(29日時点の5,328枚)から約2%縮小して5,244枚となった。ロング・ショート比率は昨年以降継続してロングポジションの方が大きく、足元では80%となっている。
昨年10月と12月には、ビットフィネックスにおいてショートポジションが1万枚台まで積みあがった直後に買い戻しのような動きが建て玉と価格で観測された。短期的な値動きを追うには、引き続き、国内外の取引所における売りポジションの動向に注目したい。