DMMグループ傘下で暗号資産(仮想通貨)取引所を運営するDMMビットコインは8日、新規口座開設の申込から最短で当日に取引が可能となる「スマホでスピード本人確認」の提供を開始すると発表した。
これまで同社の暗号資産取引サービスの新規口座開設は、郵送物(認証コード)の受け取りが必要だったが、『スマホでスピード本人確認』では、口座開設時の本人確認がスマートフォンアプリを利用したオンラインで完結となり、新規口座開設の申込から最短当日に取引が可能になるとしている。サービスは、2020年7月15日の週次メンテナンス後の18時より開始するもよう。
暗号資産取引所の本人確認をめぐっては、ビットフライヤーが昨年12月24日、「クイック本人確認」の提供を開始すると発表。また、同月25日にはフォビジャパンが「かんたん本人認証」を導入したと発表した。ほか、マネックスグループの子会社のコインチェックも今年1月29日、「かんたん本人確認」の提供を開始したと発表。インターネットイニシアティブを筆頭株主とするディーカレットも、今年2月22日より、「スマホで本人確認(eKYC)」を導入し、運用を開始している。3月26日には、ビットバンクが「スマホで本人確認」の提供を、3月30日には、BTCボックスが「スピーディー本人確認」の提供を開始すると発表している。