新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されるなか、マスク、フェイスガード、消毒、殺菌、などなど日々の感染予防策をしている人は多いと思います。私は仕事柄、外食する機会が多いので、他人のためにも、自分のためにも、念のためPCR検査を受けてみることにしました。
・PCR検査の意味についてはさまざまな考えがある気休めとか、意味ないとか、そう思う人もいるかもしれませんが、いまの自分の状態を知っておけば外食時に店員、客、友人、仕事仲間に感染させる可能性が減らせるかなぁと。PCR検査の意味についてはさまざまな考えがありますが、やるかどうかは自由であり、人に「やめろ」とも「やれ」とも強いることはできないでしょう。
・新型コロナPCR検査センター 新橋店今回PCR検査を受けたのは、激安PCR検査が話題になっている「新型コロナPCR検査センター 新橋店」(東京都港区新橋2-16-1)。数千円とか数万円するPCR検査もあるなか、1回2900円ですよ。もちろん価格やクリニックによって検査内容に違いがあるかもしれませんが、2900円で「とりあえずな検査」ができるなら嬉しい人もいるのではないでしょうか。
激安すぎて不安に思う人もいると思いますが、適切ではない検査なら今後炎上すると思います。しっかりした検査かどうか、私のような素人の視点ではいまのところ不明です。なので新型コロナPCR検査センターを信じるしかない。
＜今回pCR検査を受けた理由＞
外食する機会が多い
飲食関係者と会う機会が多い
店員や友人に感染させたくない
激安すぎるから好奇心で試してみたくなった
とはいえ、誰がいつどこで感染してもおかしくないと思っているので、もし友人からうつされても怒りも恨みも泣きもしません。仕方ないです。
病院等のインターネット予約サービス「EPARKクリニック・病院」で行く日時を決定し、予約します。するとメールが届くので、そのメールに書かれた情報を新型コロナPCR検査センターのスタッフに見せるだけ。しかし、日時を指定して予約したにも関わらず、大行列ができていました。3密ではないのですが、ソーシャルディスタンスを保ててない人もいたので1密かもしれない。
・唾液を採取しやすくするファネルと試験管行列ができていたため、当初の予定より25分ほど遅れて受け付け。手の消毒をしたのち室内に入り、「EPARKクリニック・病院」から届いたメール画面をスタッフに確認してもらい、PCR検査キットと名前が書かれた紙を受け取ります。PCR検査キットの内容は、唾液を採取しやすくするファネル(漏斗のようなもの)と、唾液を入れる試験管、そしてそれらが入っているビニール袋。
PCR検査キット等を受け取ったら、仕切りがあるカウンターに行き、そこで唾液を試験管に入れます。唾液は1.5ml入れる必要があります。
ここで、どうして行列ができているのか理解できました。唾液がなかなか出ない！ 当初は3～5分で作業が終わると思われていたようですが、思ったより唾液が出ないため、かなり時間がかかってしまう人がいるようです。唾液を出やすくするため、壁にはレモンや梅干しの写真が貼られています(笑)。
唾液が1.5ml以上出たら、ファネル、試験管、名前が書かれた紙、そのすべてをビニール袋に入れて密封し、スタッフに渡して終わりです。検査結果は翌日にメールで届くとのこと。意外と簡単でした。というより、簡単すぎました。
新型コロナウイルスも心配ですが、検査のため行列に並び続けて風邪をひくのも心配です。今後、行列が解消されない可能性もあるので、もし検査を受けに行くならば、あたたかい服装で行くと良いかもしれません。
もっと詳しく読む: 激安PCR検査2900円を受けてみた / 外食することが多いため「新型コロナPCR検査センター新橋店」(東京メインディッシュ) https://main-dish.com/2020/12/05/polymerase-chain-reaction/
＜執筆＞
クドウ: ガジェット通信、ロケットニュース24、Pouchの初代編集長で創設者。TVチャンピオン「焼肉王選手権」「デカ盛り王選手権」に出場し、どちらも準優勝に輝く。日清公認のどん兵衛士の称号を得ており、どん兵衛とラーメン二郎要素を融合させた「どん二郎」のネーミングやレシピを考案。空条海苔助の名義で「世にも微妙なグルメレストラン」「彦龍のノリヒコさん」などを出版するB級グルメ研究家で「月曜から夜ふかし」などにも出演。イタリアをめぐりピザを食べる旅をするほどピザマニアでもある。また、昭和的な「個人経営の焼肉屋」をめぐる旅をする焼肉マニアで、知られざる秘境でドローンカメラマンもしている秘境グルメマニアでもある Twitter: https://twitter.com/kudo_pon