ネット掲示板「2ちゃんねる」開設者で実業家の「ひろゆき」こと西村博之氏(45)が14日に自身のツイッターを更新。「下村博文元政調会長 統一教会系の陳情を『党公約に必ず入れるように』関連団体幹部が証言《動画入手》」と同日に報じた文春オンラインの記事を引用しつつ私見を述べた。
ひろゆき氏はこの日、文春オンラインが報じた記事について「統一教会の陳情通りに公約にすると約束した下村議員。ちゃんと統一教会との約束を守ってて凄い。」としたうえで、「実際、家庭教育支援法と青少年健全育成基本法の制定は、下村氏の政調会長退任直後に発表された衆院選の政権公約や政策集に盛り込まれた」とする記事本文を引用し、「念のため、『皮肉』ですよ。。。」とつづった。
同記事によると、自民党の下村博文衆院議員(68)は政調会長時代、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体幹部から陳情を受け、党の公約に反映させるよう指示を出していた疑いがあり、関連団体幹部が下村氏とのやり取りを明かした動画を入手したとしている。
また、下村氏は文科相在任中に、教団系月刊誌のインタビューを3度受けていたといい、さらに、2016年には、世界日報社から献金6万円を受け取っていることや下村文科相時代の2015年8月に、旧統一教会から世界平和統一家庭連合への名称変更が認証され物議を醸したことを報じている。
下村氏が旧統一教会が有利に働くよう水面化で動いていたことを報じる同記事はネット上でもすぐに拡散され、ひろゆき氏の皮肉めいたツイートのコメント欄には「そして憲法も統一教会の意のままに…」「これマジならカルトが政策に影響を与えてた証拠だから自民党やばくねえか?」「そういう、約束は守るんですね。政治家さんは…」「この時期に堂々と約束守るって、凄いなぁ。友達だからかな?」「岸田文雄氏よりしっかりしてる。もちろん皮肉です」「皮肉って入れないと勘違いする人達がいるのがね…」「下村議員、統一教会解散させないと自分の立場が危ういのでは?」など、さまざまな意見が寄せられていた。