全国霊感商法対策弁護士連絡会の紀藤正樹弁護士(61)が26日に自身のツイッターを更新。お笑い芸人で「爆笑問題」の太田光(57)の世界平和統一家庭連合(旧統一教会)への言動について「太田さんのコメントは、統一教会の主張そのもの。」と言及し、ネット上で波紋が広がっている。
紀藤弁護士はこの日、元参院議員でジャーナリストの有田芳生氏(70)が「太田光さんの『月刊Hanada』(11月号)での発言。統一教会が追い込まれたときの発言そのものです。『サタンに負けない』太田さん。もはや芸能レベルではありません」というツイートを引用。
そこには太田が旧統一教会の信者を茶化しているような内容の記事が貼り付けられており、紀藤弁護士はそれに対し「太田さんのコメントは、統一教会の主張そのもの。ギャグ自体が逆に統一教会に対して差別的です。被害者に対する配慮もありません。」と指摘したうえで「こういう発言を、地震、天災、原発事故の被害者に向けても言えるのでしょうかね。太田さんMC芸能人として、発言が無責任すぎます」と痛烈に批判した。
太田といえば、かねてより旧統一教会関連の発言が物議を醸し、ツイッター上の「#太田光をテレビに出すな」というハッシュタグがトレンド入り、それと前後して所属事務所のタイタンがSNSでの誹謗中傷に「法的措置」「刑事告訴」といった刺激の強いワードを使った声明文を発表するなど渦中にいる人物。
紀藤弁護士のこの投稿は大きな反響を呼び、コメント欄には「『コメディアンだから』で逃げるんでしょうね。非常に無責任だし共感性に欠けた人だと感じます」「イデオロギーのない漫才師だから、思い付きでしゃべってるだけですから」「納得です。何でも笑いのネタにしてはいけない。MCとしても失格かも」「こうやって信者を馬鹿にしておいてテレビで正義ヅラするのはあかんやろ」「これぐらいのギャグはいいと思うけどね。実際、町山智浩はサンジャポのスタンスには反対だけど、コレには絶賛してたし」「これが爆笑問題の芸風なんですけどね」など、さまざまな意見が寄せられていた。