朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)でMCを務める俳優の谷原章介(51)。7月12日の放送では、フィリピン・セブ島の高速道路で、現金約1,000万円がばら撒かれた騒動を取り上げたが、谷原のあまりにも的外れな意見にツッコミの声が相次いでいる。

紙幣を落としたのは、近くのショッピングモールの売り上げを集金しバイクで運んでいた男性。紙幣が入ったバッグのファスナーが開いているのに気が付かず、そのまま約50メール走行してしまったという。その間に紙幣は高速道路にばら撒かれ、散乱した紙幣を集めようと多くの人が車から降りて、お金を持ち去ったという。

現地メディアによると、日本円にして約1,000万円あった紙幣のうち、回収できたのは500万円ほど。バイクを運転していた男性は、現地メディアに出演し、涙ながらに「消えたお金が戻ってくることを願っています」「もし会社から返金するように言われても、返金するお金はありません」と訴えた。しかし、翌日までに警察に届けられた紙幣は11万円程しかなかったという。

このニュースを受け、小室瑛莉子アナウンサー(24)が「谷原さん、お金戻ってきてほしいですし、自分が落としたと考えると非常に怖いですね」と語ったところ、谷原も「よく500万円も戻ってきたと思いますし、同時にフィリピンの方にとっての貨幣価値で500万って相当だと思うんですよ」と同情的。

続けて、「なんとかね“クラウドファンディング”で、みんなの力、助けてあげてほしいです」と呼び掛けた。

だがネット上からは「なんで盗まれた金を取り戻すのにクラウドファンディングなんだよ」「谷原、また変なこと言ったね。お金落とした人に対して、クラウドファンディングで救って欲しいって、何を言っているのやら」「谷原さんはお金を持ち逃げした人に言及しないで、クラウドファンディングでお金集めろと?」とツッコみの声が相次いでいる。

「クラウドファンディングは、ネットを通じて不特定多数から資金や寄付を募るもの。多くは、発信者の活動やプロジェクトに賛同し、応援したい支援者か資金を募り、見返りとしてリターンが得られるものもあります。しかし、今回の騒動に関しては男性の単純ミスが原因で、かつ、多くの人がお金を持ち逃げ。そこを指摘することもなく、安易にクラウドファンディングを呼び掛けたことに呆れ声があがっていました」(週刊誌記者)

どうやら谷原は、クラウドファンディングをすれば誰でもお金を集められると思っているようだ。