9月13日放送の『DayDay.』(日本テレビ系)で、企業がジャニーズ事務所所属タレントのCM起用などを見直す、いわゆる「ジャニーズ離れ」を報道。番組MCでお笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太(46)がこの状況についてコメントしたものの、ネット上からはさまざまな声が集まっている。
7日に会見を開き、事務所創設者のジャニー喜多川氏(享年87)によるタレントへの性加害を認めたジャニーズ事務所。社長を務めていたジャニー氏の姪の藤島ジュリー景子(57)は退任し、後任に東山紀之(56)が就くことも発表されたが、事務所名を変更しなかったことで世間から疑問の声も多く集まる事態になっている。
一方、これまでCMや広告にジャニーズ事務所所属タレントを起用していた企業が次々と起用見直しや、今後の契約更新を行わないことなどを発表。企業の「ジャニーズ離れ」が進んでいる。
この問題について山里は、「CMに出られなくなるってだけじゃなくて、僕心配なのは、本当に頑張ってみなさんがCMを出している番組とかにも出られなくなったりすることがあったら、みんなに見てもらう機会が減ったりするので怖いっていうのがあって」と、これまでジャニーズタレントを起用していた企業がスポンサーを務める番組にジャニーズタレントが出られなくなってしまう可能性を指摘。
一方、この問題は企業側が「このタレントとやりたくない」と言っているわけではなく、「大元である人たちのこの前発表した考え方が違うって言ってる」と、ジャニーズ事務所の決定に対する企業の抗議であると説明。
山里は「明確に、どこを変えてくださいって言ってるわけじゃないですか」と持論を展開。「そこを変える方にどれだけのスピードで動いてくれるのか。前回の会見の答えは駄目だったっていうことじゃないですか。みなさんの活躍の場がこれからも続くように、どういうことを発表してくれるか、それがちょっと気になりますね」と今後のジャニーズ事務所の対応に注目していると明かした。
この山里の発言に視聴者からは、「いや、人権侵害の観点から言うてるやん」「山里は被害者の人権無視か」といったツッコミや、「加藤帰ってきてー」「やっぱり加藤浩次が居ないとダメだな?」という声が集まっていた。
「今回、多くの企業はあくまで『人権侵害を許さない』というスタンスで起用の見直しを発表。そのスタンスから考えると、今後ジャニーズ事務所が改名を発表したとしても、『ジャニーズ離れ』はもはやドミノのように止まらない可能性が高いでしょう。また、前番組『スッキリ』(同)でMCを務めていた加藤浩次(54)はこうした問題が起きた際に厳しい視点からコメントしており、山里のコメントに物足りなさを感じた人も少なくなかったようです」(芸能記者)
山里はまだまだ加藤のように踏み込んだコメントはできないようだ。