2024年3月1日、沖縄・石垣島に、竹富島を望むコンドミニアムリゾート「ホテルコンド VIVOVIVA(ビボビバ) 石垣島」(Hotel Condo Vivoviva Ishigakijima)がオープンしました。

南ぬ島石垣空港からのアクセスは車で約30分。市街地から比較的近いながらも、竹富島を目の前に望める海や保安林など、島独特の自然を気軽に感じられる石垣市新川エリアに位置しています。

「五風十雨」の旗頭が掲げられる石垣島の「豊年祭」の伝統にちなみ、「島に恵みをもたらす風」をイメージした ストリングスカーテンが配されたロビー空間は、リラックスムードたっぷりです。

ビボビバ石垣島は、Ocean Wing East(オーシャンウィング・イースト)、Ocean Wing West(オーシャンウィング・ウェスト)、Forest Wing(フォレストウィング)の3棟から構成されます。

全客室が50平米以上のオールスイートルームで、定員4名(特別室のみ6名)。今回はOcean Wing Eastのプライベートプール付きスタンダードルーム(約56平米)に泊まってきたので、宿泊記をお届けします。

プライベートプール付きスタンダードルーム

海側に建つOcean Wingは、1階客室のすべてにプライベートプールを完備。East棟2階とWest棟2~3階はバルコニー付きで、目の前に海を見渡せるオーシャンフロントの客室となっています。

リビングとベッドルームがつながる広々した空間。落ち着いたインテリアと、石垣島の海や夕日、砂浜を想起させるカラーのファブリックが印象的で、“癒しの休日”を過ごすのにぴったりです。

全室にキッチン、各種家電(冷蔵庫、電子レンジ、コーヒーマシーン、電気ケトル、洗濯乾燥機、空気清浄機、TVなど)が備わっており、暮らすような滞在が叶います。

キッチンにはフライパンやまないた、包丁などの調理器具や食器もそろっているので、スーパーで食材を買ってきてお部屋で食事をとることも可能です。長期滞在にも向いています。

リビングスペースからシームレスにプライベートプールにつながるレイアウトで開放感たっぷり。

プライベートプールでは、目の前に広がる美しい海とその向こうの竹富島を眺めながら、自分たちだけの時間を過ごせます。

低い位置から見るとインフィニティプールになっていて、空、海、プールの青いグラデーションがとても美しいです。

夕日や星空など、時間帯によって移り変わる島の景色を堪能できるのもビボビバ石垣島ならでは。運がよければ、島を行き来する客船が横切っていくのを見られるかもしれません。

海と砂浜を感じさせるカラーリングの落ち着いた寝室スペース。世界中の高級ホテルに導入されているシモンズベッドは快適な寝心地で、ぐっすりと眠れます。

バスルームとトイレはそれぞれ独立しており、大きな鏡のついた洗面所の奥に浴室があるレイアウトです。POLA「アロマエッセゴールド」のスキンケア(メイク落とし・洗顔フォーム・化粧水・乳液)や、歯ブラシ、レザー、コームなどのアメニティも完備されており、手ぶらで泊まれます。

浴室は、洗い場と大きめの浴槽のある、家庭用に近いサイズです。ボディソープ・シャンプー・コンディショナーは同じくPOLA「アロマエッセゴールド」のもの。新しいホテルだけあって水回りはピカピカで、気持ちよく使えました。

館内施設

館内には、緑に囲まれた共有プール「WARTER GARDEN」があり、宿泊者はどなたでも利用できます。(営業時間9:00~20:00/11月~2月は冬季クローズ)

フォレストウイングの1階には、お部屋からそのまま共有プールに行ける客室もあります。

プールサイドのバー「POOLSIDE BAR」では、15:00~17:00の時間帯にウェルカムサービスのジェラートをいただけます。パインココナッツとマンゴーのジェラートはフルーティーで甘酸っぱく、南国リゾート気分が高まること請け合い。

ビールやワイン、各種カクテルやトロピカルドリンク(ノンアルコール)までそろっているので、温かい季節にはプールサイドでのんびり過ごすのもよさそうです。(営業時間15:00~22:00)

20:00以降はプールには入れませんが、幻想的にライトアップされたナイトプールを眺めながら、グラスを傾けて語らいを楽しんでいてもよいかもしれません。

夕食

Forest Wing1階のレストランでは、ロティサリーグリルや沖縄料理を中心としたディナーメニューをいただけます。コースはなく、アラカルトで好きなものを注文するスタイルです。(宿泊者専用/席は予約制/当日16:00まで受付可)

沖縄の郷土料理「ゆし豆腐」のサラダ。ほかに、青パパイヤと野菜のサラダや、あぐー豚のしゃぶしゃぶサラダなどもありました。

グルクンのアーサー揚げ。グルクンとはサンゴ礁の海に暮らすタカサゴ科魚類で、沖縄では唐揚げや塩焼きにしてよく食べられています。アーサー揚げとは、揚げ衣に海藻(あおさ)を混ぜ込んだ天ぷらのこと。サクッ、ふわっとしたおいしさです。

沖縄県産牛の網焼きステーキ。焼き目が香ばしく、頬張ると口いっぱいに肉汁と脂の甘みが広がります。サルサソース、ハニーマスタードソース、シャリアピンソース(玉ねぎのソース)、サワークリームの4種類の調味料を添えて出てくるので、味変しながら楽しめました。

石垣牛やあぐー豚のステーキもあります。(※季節によりメニューは変更の可能性あり)

朝食

朝食は、同じレストランで和洋琉のビュッフェをいただけます。目の前で作るオムレツやロティサリーを使用した手作りのハム、八重山そばやじゅーしぃ、豆腐ちゃんぷるー、ナーベラーンブシー(へちまの味噌炒め)などの沖縄・八重山の郷土料理はどれもおいしく、選ぶのも楽しいです。

連泊しても、1回目の朝食は沖縄料理、2回目の朝食は洋食というように楽しめるので飽きません。紅芋パイや沖縄フレッシュ野菜スムージーやマンゴージュースもおいしいです。

デザートには沖縄ならではのブルーシールアイス(「琉球紅茶わらび餅」「田芋チーズケーキ」「塩ちんすこう」)が用意されているので、食後のコーヒーとともに味わってみてください。

コーヒーマシーンの横には、八重山諸島(西表島・小浜島・与那国島・波照間島)の黒糖が用意されているので、食べ比べて好みの黒糖を見つけるのも楽しいかもしれません。

レンタカーで石垣島ドライブ

ビボビバ石垣島では、宿泊者向けにMINIクーパー、ビートル、BMWのオープンカーのレンタルサービスを行っています。レンタル料は車種によって異なり、2時間11,000円(基本補償・ガソリン代込)からです。当日フロントでレンタルの申し込みができます。

新婚旅行や記念日の旅行なら、真っ赤なオープンカーでのドライブはとっておきの思い出になることでしょう。潮風と海の匂いを直に感じ、サトウキビ畑、緑の木々と鮮やかなピンクの花々が点在する景色を眺めながらアクセルを踏む爽快感は格別です。

今回は、ビボビバ石垣島からほど近い丘の上にある「石垣島ミルミル本舗」を訪ね、ピクニック気分で島素材を使ったジェラートやボリューム満点の和牛ハンバーガーを味わったり、石垣島の北西部にある絶景スポット「川平湾」で美しい景色を眺めたりして、観光を満喫できました。

レンタカーのほかに、自転車のレンタルサービス(2時間まで無料)もあるので、ランチを食べに行ったり、スーパーに買い物に行ったりするのにも便利です。

プライベートプールで羽を伸ばす優雅さと、ふらっと街に出かけられる気軽さを合わせもつコンドミニアムリゾート「ビボビバ石垣島」は、まさに“大人の息抜きを叶える場所”。

カップル、子連れファミリー、女子旅……。どんな旅でも、静かに流れる時間の中で、島の魅力に触れる自由な滞在が叶うことでしょう。

Post: GoTrip! https://gotrip.jp/ 旅に行きたくなるメディア

【施設情報】
名称:ホテルコンド VIVOVIVA 石垣島
所在地:沖縄県石垣市新川舟蔵 2485-3
総客室数:98室
館内施設:ロビー、レストラン、バー、プール、スパ、ジム、ガーデンテラス
駐車場:無料屋外駐車場 115台
チェックイン:15:00(最終22:00)
チェックアウト:10:00
公式サイト:https://vivoviva-ishigaki.com/

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