新潟県の米山隆一知事(50)が、出会い系サイトで知り合った複数の女性と金銭が絡む交際関係があったとされる疑惑について『バイキング』(フジテレビ系)が特集。米山知事が辞職会見で発言した苦し紛れの言い訳の数々にスタジオからもツッコミや失笑が相次いだ。
番組では「新潟県米山知事(50)が突然の辞職『女性の歓心を買うため金銭授受あった』」と題して、19日発売の『週刊文春』が「米山知事が出会い系サイトで複数の女性と知り合い、1回3万円を支払い男女の関係を持った」と報じたことを取り上げた。文春の記事によると、その出会い系サイトで知り合った名門私立大学に通う女性は「最初からお互い援助交際が目的」と証言しているという。
これを受け、米山知事は“女性との金銭を伴う関係”を認め、知事の辞職願を提出。辞職会見では「私としては交際だと思っていた」とする一方で、「しかし歓心を買うために金銭の授受もあった」と発言。そして、「私としてはお付き合いする人にも恵まれない中で、お付き合いできる人を探す。そして、その中で相手の方の歓心を買うと言うのでしょうか」「そういった中でプレゼントがあったり、金銭の授受があったりということがございました」「それが私としては好かれるためであったけれど、相手がそうではないと思っていたら罰則はないですけれども違反だという余地はあると思います」と、言葉を選びながら“援助交際”を否定する見解を示した。
また、記者から「現金を渡して異性の好意を得ようとした行為を今どう思いますか?」と、厳しい質問されると「少なくとも私はそういうつもりではなく、中年の男性がのぼせたということなんだと思いますけれども、それによって(現金を渡すことによって)好かれたかったんだと、本当に思ってます」と悲痛な表情で嘆いた。
出会い系サイトを使った援助交際疑惑で、知事を辞職するという前代未聞の事態に、番組MCの坂上忍は「(米山知事は)要するに、金銭の授受は認めるけど、恋愛感情はあったんだ。私としては『交際している』と強調しております」と、苦笑まじりに知事の言い分を代弁すると、番組ゲストの南美希子は「モテない男の悲哀を衆人環視の中で吐露するということに関して、ちょっと気の毒だな」と同情を示した。また、アンガールズの田中卓志は「弁護するわけじゃないけど、本当にモテてこなかった人が、さらにおじさんになると、さらにモテなくなるんですよ」と、モテない側の意見としてコメントした。
一方で、橋本マナミは「同情っていうのは分かるんですけど……(援助交際の相手が)複数いるというところで、やっぱり50まで独身、変な性癖をお持ちなんじゃないかな。(交際相手が)一人だったらいいんですよ。その人を『愛してる』とかになるんですけど複数だと……。お金で自分の性欲を満たすためだけのものと感じてしまうので、そこは同情できない」と、持論を展開した。
その発言を受けて土田晃之は「1人で純愛だというなら、まだ聞けるけど、そうじゃないから。ただ、若い姉ちゃんとエッチしたいだけでしょとしか思わないです」と米山知事を痛烈に批判した。これには坂上も「そうですか、手厳しいですけど」と、納得の声をあげていた。