新潟県の米山隆一知事(50)が、自らの“女性問題”が週刊誌で取り上げられることを受け、釈明会見を開いたことを18日放送の『とくダネ!』(フジテレビ系)が特集。その中で、50歳、独身の米山知事の“女性観”が明らかになった。

17日に行われた新潟県庁での記者会見で、米山知事は15日に『週刊文春』から取材を受けたことを明かしたものの、内容については「女性問題」とだけ語り、具体的な言及は避けた。記者からの質問にも、交際相手の素性は明かさず「(女性と)ホテルへ言った」「相手は成人している」「相手は独身だと認識している」「両思いだと思っている」と、あくまで“自由恋愛”を強調。

一部で報道をされている「出会い系サイトの利用」や、「女性との交際にあたっての金銭の授受」の有無などについては「後ほど、きちんとお話しさせていただきたいと思います」と、歯切れが悪い曖昧な回答に終始した。

番組では、今回の会見の内容や経緯を解説しながら、米山県知事の女性観にも着目。2016年に米山氏が新潟県知事に就任した際、地元紙『財界にいがた』が取材インタビューをした記事を取り上げ、好みの女性について「僕は女性の好みを問うというのは愚問だとおもっています」と言いつつも、「僕は阿川佐和子さんが好きです。知的なイメージで元気な感じでね」「正直に言えば人並みに美人は好きですね。嫌いな人はいるんですかね?」など、ストレートに女性の好みを語っていたことが明らかに。これには、スタジオ内でも苦笑いの声が起こっていた。

また、米山知事は、過去に婚活イベントに参加した経験を自身のブログに書いていたことも発覚。それによると男性120名、女性120名が参加したマンモス婚活で、30組のカップルが成立したものの、自分はカップル不成立だったという。

そして米山知事のブログには「結婚にこだわる理由」として「どんなに偉くなっても、お金持ちになっても、死の床で一人だと、寂しくて、死を受け入れることができない」と、結婚への想いも書いていた。

これを受けて、番組コメンテーターの独協大学特任教授・深澤真紀氏は「わりとエモーショナルな方というか。(米山知事は自身の)SNSも、感情的になる部分がとても多い」と解説。番組MCの小倉智昭は「米山さんの場合は、かなり期待を集めて知事になって、本当はやってもらいたいことが県民にとっては原発問題も含め、たくさんあるわけじゃないですか」「一方で、それ(女性問題)をやったら、そんなことできなくなるだろうって分かるはずでしょ」「50にもなって女性に対しては子供みたいなところがある」と苦言を呈した。

なお、米山知事は一両日中に改めて記者会見を開いて、進退を明らかにする模様。すでに周囲には辞職の意向を伝えているとのこと。