社会民主党の福島みずほ副党首(62)が自身のツイッターで水道民営化についてあらためて苦言を呈した。
福島議員は23日にツイッターを更新し、7月に可決された「水道法改正案」を「水道法改悪法案」と揶揄しつつ、「水道法改悪法案は、自治体が水道の所有権を持つが、管理運営権を民間に委ねるコンセションに道を開くもの。外資系に日本の水道を売り飛ばすもの」と説明。「投資の対象にもなります。外国の例が凄まじいコスト増になることを示しています」と危惧している。
さらには財政難により水道を民営化したイギリスを例に挙げつつ、「イギリスでも再公営化になると言われています」と水道民営化の不安定さをアピールしていた。
しかし、このツイートに対し有権者からは、「日本の公務員の給料は高いので民営化することでコストを下げられます。メリットまで本当に分かって批判してるんですか?」「ちゃんと中身読んで理解した上でツイートしてますか?入札参加業者の決め方、入札方法、落札後の精査など理解してるか疑わしいです」「相変わらずの国民の不安を煽る手法ですね。勉強不足も甚だしい」といった声が集まっていた。
さらに、「社民党が反対するならいい法案なんですね」という揶揄も見受けられた。福島議員のむやみな批判に呆れている有権者は少なくなかったようだ。