社民党副党首の福島みずほ議員(62)が自身のツイッター上で表明した決意がネット上で話題になっている。26日、与党は今の国会の最重要法案に位置付けされている働き方改革関連法案のひとつ、“残業代ゼロ法案”こと「高度プロフェッショナル制度(高プロ)」について採決に踏み切る構えを示したものの、野党側は審議不十分などの理由でこれに応じず。質疑終了後、野党は加藤勝信厚生労働相(62)の問責決議案を提出していた。

 福島議員は同日にツイッターを更新し、「今日の厚労委員会では加藤大臣の問責決議が出されたために、高プロ法案の採決はありませんでした」とツイート。「採決されないように、引き続きがんばります!」と改めて高プロに対し反対する姿勢を見せていた。

 しかし、このツイートに対し福島議員のツイッターには、「採決されないように頑張るだけじゃ時間の無駄です。なぜ問題点を修正させるほうに力を注がないんですか?」「対案すら出さずに反対ですか?やってる事は政治家ではなく活動家ですね」「採決されない努力よりか、そもそもの労働環境をどうするかが大事なんですよ。力を注ぐベクトルが間違ってます」といったツッコミが殺到していた。

 問責決議は法案審議よりも優先されるため、27日の参院本会議ではまず問責決議案を否定した上であらためて週内にも法案の可決、成立を目指す流れとなる。