国際政治学者の三浦瑠璃氏(37)が自身のツイッターで20日に投開票が行われた自民党総裁選について言及した。
今回の総裁選では3選を目指す安倍首相(63)と石破茂元幹事長(61)の一騎打ちで安倍首相が勝利を収め田。しかし、開票前から議員票の8割を固めたという動きも見られ、勝利の可能性が揺るぎないことから、「盛り上がりに欠ける」という指摘はたびたび見られていた。
そんな中、三浦氏は18日にツイッターを更新し、「昨日の北國新聞で、定期連載している『北風抄』に総裁選が盛り上がってないね、という話を書きました」とコメント。紙面上には、その理由について自民党内が本気になっていないからだとし、両者の闘い方の違いを説明していた。
また、三浦氏は「要は自民党の底力は権力闘争が改革と結びつくところにあるのだから、党内の分断は必ずしも恐れる必要ないんじゃないか、ということです」と要約。総裁選について「もうすぐですね」ともつづっていた。
しかし、三浦氏のこの主張に対しツイッターには、「確かに。色々あるんだなぁと実感しました」「そのとおり。自民の党内派閥が権力の座を争って鎬を削っていたときの方が、世のためだった。力のない野党と議論しても意味がない」といった声のほか、「論点がいささか不明確かと…」「結果が決まり切っているから盛り上がらないというのが大きいのでは?」という否定的な意見も見られた。