北海道やその近海でとれる食材を使ったお寿司が「リーズナブルでおいしい!」と評判の回転寿しトリトンは、北海道旅行をするならぜひ立ち寄りたいお寿司屋さんです。

回転寿しトリトンは北海道札幌エリアに9店舗を展開しており、今回はその中のひとつ、豊平店に足を運んできました。

店内入り口横には、「道東産 旬のさんま握り」や「でっかいぼたんえび握り」の立て看板があり、食欲を刺激します。

平日のお昼には少し早い時間に行ったのですが、すでにカウンターもテーブルも満席で、順番待ちができていました。観光客だけでなく、地元の方にも人気のようです。

このような番号札をもらって待ちます。順番待ちの用のベンチもあるので、店内で座って待てるのが嬉しいです。といっても、混雑する日にはこのベンチに座れない人が列をなすとか……。

待っている間に何を食べようか想像を巡らせるのも楽しい時間。とろっとまろやかな特選鮭すじこ軍艦、羅臼産活〆天然ブリ、津軽海峡産やわらかやりいか3種盛り、どれも美味しそうです。

立て看板にも書かれていた旬のさんま握りも写真つきのポスターだとなおさら食欲をそそります。生姜もいいけれど、塩レモンも捨てがたい……と迷っている間に、番号が呼ばれて、席へと案内されました。

席にはこのようなレギュラーメニューが用意されています。玉子握りやいなり、細巻、中巻などは1皿120円から。お寿司の値段はもちろんネタによって異なりますが、1皿(2貫)190円~270円(税抜)の価格帯のものが多く、リーズナブルな印象です。

なお、北海道マークがついているのは北海道近海・北海道産の食材を主に使用した商品とのこと。

上のレギュラーメニューとは別に「本日のおすすめ」メニューもありました。この日のおすすめは、でっかいぼたんえび、やわらかやりいか、生サーモン、活あわび、贅沢貝づくしなど。

その土地の旬の食材がいただけるのは旅行者には嬉しいですが、旅行者だけでなく地元の方にとっても、こうした日替わりメニューがあるからこそ、何度も足を運びたくなるのかもしれません。

トリトンは回転寿しなので、目の前に流れてくる好きなお寿司を取るしくみですが、席にある注文票に書いてスタッフに渡し、握ってもらうことも可能です。

サビ入りサビ抜きの区別はもちろん、「シャリ少なめ」などの希望も伝えられます。

津軽海峡産 やわらかやりいか3種類(ミミ・ゲソ) 270円(税別)。舌に吸い付くような食感で、噛むと甘みがでてきます。

炙りサーモン塩 240円(税別)。表面は香ばしく、中はレアで、レモンを絞ると美味しいです。

道東(釧路・厚岸・根室)産 旬さんま生姜握り 270円(税別)。道東は脂がのったさんまがとれる最初の場所だからおいしい、と書かれていましたが、本当に脂がのっていてとろける味わい。

羅臼産の活〆天然ブリ 270円(税別)。しっとりした食感で、旨みがしっかり詰まっています。

北海道産真いか ゆず塩 190円(税別)。醤油はつけずにゆず塩だけでいただくのがおすすめ。

炙りサーモンマヨ 240円(税別)。塩とレモンでいただく炙りサーモン塩も美味しかったですが、マヨネーズとの相性も抜群です。サーモンの脂と炙ったマヨネーズがいっしょに口の中でとけていくのがたまりません。

穴子 270円(税別)。肉厚の身はふっくらと柔らかく、香ばしくて、とっても美味しいです。よくあるチェーンの回転寿司店のペラペラの穴子とはまったく別物に思えます。

好きなネタを握りではなく、お刺身としてオーダーすることも可能です。

日替わりの汁物である函館産 刻みこんぶのお味噌汁 190円(税別)は想像を超える大きさで、胡麻の風味が豊かな味わい。

細切りのこんぶはまるで緑色の麺を食べているかのようなボリュームだったので、お寿司でお腹を満たしたい方にはちょっとおすすめできないかも。二人で一杯くらいがちょうど良さそうです。

食べるネタによっても会計は変わってきますが、今回は特に値段を気にせずお腹いっぱい食べて、一人10皿で税込2,500円程度でした。この価格でこんなにおいしいお寿司を食べられて大満足!

北海道でおいしいお寿司をリーズナブルに食べたいなら、ぜひ回転寿しトリトンに足を運んでみてください。

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名称 回転寿し トリトン 豊平店(北海道札幌)
住所 北海道札幌市豊平区豊平4条6-1-10
営業時間 11:00~22:00(L.O 21:30)
予約 不可
カード利用 不可(現金払いのみ)
Webサイト http://toriton-kita1.jp/