主要仮想通貨取引所のコインベースは30日、シリーズEファンディングで3億ドルを調達したことを発表した。これにより、同社は評価額は80億ドル(9000億円相当)の企業に成長した。結果、同じくスタートアップの評価額71億ドル(7000億円相当)規模のスラック、76億ドル規模(8570億円相当)のインスタカートを上回ることになる。米国のタイガーグローバルを筆頭に、Yコンビネーターのコンティニュイティー・ファンドとウェリントン・マネジメントや仮想通貨ファンドのポリチェインキャピタル、仮想資産に焦点をあてたファンドを運用しているアンドレッセン・ホロウィッツ氏が出資に加わった。
ビットコインや仮想通貨相場は2017年12月にピークをつけたのち、下落基調にあるが、シリコンバレーのベンチャーキャピタルなどの、大手の出資を受けて、コインベースは順調に規模を拡大している。
昨年8月時点ではわずか16億ドル規模だった。ロメオ副会長は、今年2月のビジネスインサイダーとのインタビューで、コインベースの目標は「仮想通貨のグーグルになること」と答えた。
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