リーズナブルな料金でおいしい餃子や中華料理が食べられる中華料理チェーン、餃子の王将。
エリアによって多少メニューに違いはあるものの、同じエリア内であれば、基本的にどのお店でも同じものを食べられます。肉シューマイに春巻き、油淋鶏など、「王将に行ったらいつものアレ」と、お気に入りのメニューが決まっているかもしれませんね。
今回ご紹介する愛知県稲沢市にある「餃子の王将 稲沢店」では、餃子や中華料理の通常メニューに加えて、なんと本格的なタイ料理を食べることができるというから驚きです。
2018年8月10日リニューアルオープンした餃子の王将 稲沢店。店内のレイアウトは以前と同じですが、壁やソファー席などが新しくなり、きれいになっています。
こちらが各テーブルにあるメニュー表。表紙には大きく「タイ料理をご注文のお客様へ!」のメッセージが書かれています。「当店のタイ人スタッフが対応させて頂きます。」とあるように、ここ餃子の王将 稲沢店では、本場タイから連れてきたタイ人のシェフが腕を振るっているのです。
メニュー表をめくると、タイ料理メニューがずらりと並んでいます。
辛くて酸っぱいエビ入りスープ「トムヤムクン」(570円+税) トムヤムクンに麺が入った「トムヤムクンラーメン」(650円+税) トムヤムクンに餃子・唐揚げ・ご飯がついた「トムヤムクンスープ定食」(910円+税) 豚肉のバジル炒め「パッカパオ」(560円+税) パッカパオに目玉焼きご飯がついた「パッカパオセット」(790円+税) スパイシーガーリック唐揚げ「ガイトーカティアムプリックターイ」(538円+税) タイの海鮮サラダ(537円+税) タイ風焼きそば「パッタイ」(528円+税) トムヤムクン味のチャーハン「カオパットムヤンクン」(528円+税) アジアのチキンライス「カオマンガイ」(700円+税)タイ料理といえば、パクチー(香草)が多くのメニューに使われることで有名です。
餃子の王将 稲沢店のタイ料理メニューにも、パクチーを使った料理には「パクチー」と記載があるので、苦手な人はパクチー抜きでオーダーしましょう。
豚肉のバジル炒め「パッカパオ」。生のバジルではなくバジルペーストを使用しているため、バジルの香りはごく控えめ。青椒肉絲(チンジャオロースー)の豚肉バージョンに近いイメージです。
鮮烈なバジルの風味を期待すると「あれ?」となるかもしれませんが、白ご飯によく合う、親しみやすい味付けでした。
日本人の口に合うと人気のタイ風焼きそば「パッタイ」。本場タイでは平麺のビーフンを使うことが多いですが、ここでは細いビーフンを使っています。
プリプリの海老、シャキシャキのもやし、ふんわりとした卵が優しい味付けの細麺によく絡んで、とても美味しいです。辛いものが得意でない方も、きっとパッタイは気に入ることでしょう。
辛くて酸っぱいエビ入りスープ「トムヤムクン」に餃子・唐揚げ・白ご飯がついた「トムヤムクンスープ定食」は、ボリュームたっぷりの内容です。
タイ料理といえばトムヤムクンを思い浮かべる人も多いほど、日本でも有名なトムヤムクン。
トムは「煮る」、ヤムは「混ぜる」、クンは「エビ」のことだそうです。
レモングラスを使ったスープは辛くて酸っぱくて、複雑な味わい。ただ、本場タイで食べるものに比べると、辛さと酸っぱさは控えめに感じます。
日本人の口に合うようにアレンジされているのでしょう。スタッフさんに聞くと、もっと辛くすることもできるので、辛いのが好きな方は注文時に伝えてください、とのことでした。
この日は、2人で豚肉のバジル炒め、パッタイ、トムヤムクンスープ定食を頼み、お会計は2,000円ちょっと。タイ料理専門店に行くよりもかなりリーズナブルにタイ料理を楽しめました。
子連れの家族だと、辛いものが多いタイ料理専門店には行きづらいかもしれませんが、餃子の王将でタイ料理が注文できれば、家族がそれぞれ好きなものを食べられますね。
ランチやディナーに利用するのはもちろん、ビールやチューハイのおつまみにタイ料理を頼むのも良さそうです。
店内には、座敷、カウンター、テーブル席があり、一人でもグループでも気軽に利用できます。
外国人が在留カードを提示すると10%割引、小学生から高校生までの子どもが80点以上のテストを提示するとコロッケ1個プレゼント、などのサービスも。
今回ご紹介した稲沢店と、一宮市にある苅安賀店(かりやすがてん)は同じオーナーが運営しているため、その2店舗では同じタイ料理メニューを味わう事が可能です。
餃子の王将の定番メニューといっしょに本格的なタイ料理を食べたければ、ぜひ餃子の王将 稲沢店に足を運んでみてください。
Post: GoTrip! https://gotrip.jp/ 旅に行きたくなるメディア
店名 餃子の王将 稲沢店
住所 愛知県稲沢市正明寺2-13-25
最寄駅 名鉄 名古屋本線「国府宮」駅
営業時間 11:00~22:30(ラストオーダー22:00)
全席禁煙、座敷あり、駐車場あり(40台)
公式サイト http://map.ohsho.co.jp/b/ohsho/info/4766/
本文に記載の価格は2018年11月現在のものです。予告なく変更されることがあります。