トロント、モントリオールに次ぐ、カナダ第三の都市で、カナダの西海岸の玄関口と称されている街、バンクーバー。
洗練された都市部の西側は太平洋をのぞみ、北側は美しい大自然に囲まれているため、この街は都市部と自然とが美しく融合した街として知られています。
自然豊かなバンクーバーは、暖流による温暖な気候と周囲の雪山の美しさが特徴で、スキーとマリンスポーツどちらも楽しむ事ができるほど、恵まれた自然環境を持っており、その素晴らしさから、世界でもっとも住みたい街1位にも輝いた事があるほどです。
そんな素晴らしい街バンクーバーは、ダウンタウンを歩けばオシャレなバンクーバーリアン(バンクーバー市民のことを現地ではこう呼びます)にたくさん遭遇します。
そんなバンクーバーリアンの昼間の過ごし方として人気なのが、アフタヌーンティー。
1931年にイギリスから独立したカナダは、今も植民地時代の流れから、アフタヌーンティーの伝統が受け継がれているのです。
そんな影響もあり、バンクーバーのダウンタウン周辺には多くのアフタヌーンティースポットがあります。
今回はそんなバンクーバーに住む方々がアフタヌーンティーを楽しむスポットの1つ、「ティーダブリュージー・ティー・アット・バンクーバー(TWG Tea at Vancouver)」をご紹介しましょう。
日本でも人気が高いTWGは、シンガポール発祥のティーブランド。
ロゴにある1837は、シンガポールの紅茶の貿易が1837年に始まったことを表しています。
アフタヌーンティーというとスイーツがメインというイメージですが、こちらのお店ではお酒ともあうようなアフタヌーンティーメニューも用意されています。
一番上段はデザート。
綺麗な花があしらわれたプレートは見た目にも可愛いものばかりです。
海外のデザートは甘すぎるというイメージを持つ人も多いと思いますが、甘さ控えで繊細な味は日本人の口にも合います。
真ん中はアペタイザー、一番下段はスコーンやサンドウィッチとなっています。
一番下から順番に味わうのがマナーとなっています。
アペタイザーはフォアグラにトリュフを乗せた贅沢な逸品。
スプーンに乗るサイズなので小さいですが、濃厚な味と芳醇な香りは、贅沢なひと時を味わう事ができます。
そしてアフタヌーンティーの主役である紅茶。
紅茶のメニューは500種類もあるので、選べないときはオススメのものを店員の方に聞いてみるのもオススメです。
定番のダージリンやアッサム、キーマンはもちろん、様々なフレーバーティーや見慣れないものも用意されており、日本の玉露茶もメニューにあります。
イギリスの貴族が古くから愛したアフタヌーンティー。
バンクーバーでは少しカジュアルダウンさせたものが多いので、気軽に楽しむことができます。
カナダ・バンクーバーを旅した時は、バンクーバーに住んでいる方々のように、まるでバンクーバーに暮らすように旅をしてみてはいかがでしょうか?
贅沢なアフタヌーンティーのひとときは、バンクーバーの旅をより忘れられないものにしてくれるに違いありません。
Post: GoTrip! https://gotrip.jp/ 旅に行きたくなるメディア
店名 ティーダブリュージー・ティー・アット・バンクーバー(TWG Tea at Vancouver)
住所 070 West Georgia Street, Vancouver, BC, V6E 2Y2
電話 +1 (604) 692-0071
公式サイト https://vansingdg.com/