JR札幌駅から徒歩約3分。2015年7月に完成した六花亭札幌本店には、1階にお菓子を販売する店舗が、2階に熱々のケーキやデザート、ピザなどのメニューを提供する喫茶室があります。

2階の喫茶室は、白を基調としたシンプルで開放感のある空間。

すべての座席には、六花亭の包装紙で有名な坂本直行さんによる花柄のクッションカバーをかけたクッションが配されています。

おみやげにいただく六花亭のお菓子はマルセイバターサンドなどの焼き菓子やチョコレートのイメージが強いかもしれません。

しかし、六花亭喫茶室では、コーヒーやブレンドティー、イチゴミルクなどのドリンク、苺のショートケーキ、メープルシロップとバターでいただくホットケーキ、2.5時間もかけてじっくり焼き上げたチーズケーキ、パフェなどの種類豊富なデザートを楽しめます。

どのデザートも魅力的ですが、今回オススメするのは2019年4月限定・札幌本店オリジナルのおすすめメニュー2種類。

実はこの2つ、今だけ・ここだけでしか食べられないデザートとあって、連日夕方になる前に売り切れてしまうのだとか。今回筆者も15時台に行ったところ、売り切れで食べられず、翌日14時台に再訪して注文できました。スタッフさん曰く、その筆者の注文で当日分が最後だったそうです。

「さっぽろ植物園(春)」は、ほんのり桜の風味が香るゼリーとフロマージュブランを組み合わせたデザート。

ふわふわのフロマージュブランは上品で繊細な口どけ。いくらでも食べられそうなおいしさです。赤と白の色彩のコントラストと、ふわふわとツルンの食感のコントラストも楽しく、目でも舌でも楽しめました。

「日向夏の杏仁豆腐」は、とろりとした食感の杏仁豆腐と甘酸っぱい日向夏を組み合わせたひんやりデザート。ロイヤルコペンハーゲン白地にブルーの模様の器に、日向夏のイエローがよく映えます。

日向夏は白いワタの部分も食べられるのが特徴です。ほんのり甘い白わたと果肉の酸味、杏仁豆腐のまろやかさとシャーベットの爽やかさをいっぺんに楽しめる、ここでしか食べられないオリジナルデザート。これを食べるためにここに来るだけの価値があると思います。

「さっぽろ植物園(春)」と「日向夏の杏仁豆腐」は、2019年4月限定、札幌本店限定のオリジナルデザートです。スタッフさんの話では、夕方には売り切れてしまう可能性が高いので、午前中~午後早めの時間帯に訪れるのがおすすめとのこと。

デザートやドリンクの価格も手ごろで、気軽に利用できる六花亭 喫茶室。札幌駅(南口)から徒歩3分と近いので、札幌を訪れたらぜひ足を運んでみてください。

喫茶室の帰りには、1Fの店舗でおみやげに六花亭のお菓子や六花亭オリジナルグッズ(文房具やクッションカバー、エプロンなど)を買って帰るのもおすすめです。

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名称 六花亭 札幌本店
住所 札幌市中央区北4条西6丁目3-3
電話 011-261-6666
アクセス JR札幌駅 南口から徒歩約3分
1F店舗営業時間 10:00~19:00
2F喫茶室営業時間 10:30~18:00(L.O 17:30)
Webサイト 六花亭 札幌本店