親がカルピスの量を節約したために「どうしてウチのカルピスは薄いんだ!」なんて嘆いている人もいるようですが、薄くても濃くても温かくても冷たくても美味しいのがカルピス。常に冷蔵庫に常備している人もいることでしょう。カルピスの万能感スゴイ。

・商店というより民家です

しかし、名前は似てても地域限定のソレっぽい名物が存在することをご存じでしょうか。北海道の離島、利尻島の個人商店だけで販売されている「ミルピス」です。ミルピスはミルピス商店で売られています。商店というより民家です。民家で売られています。

・ミルピス商店の付近には何もありません

フェリー乗り場かられっこうな距離があるので、歩く場合は覚悟をしましょう。今回はタクシーで行きました。ミルピス商店の付近には何もありません。海と大地だけ! ミルピス商店に行くのならば、まさにミルピスのためだけに行くことになります。

・おばちゃんがいないときはお金を置いていく

おばちゃんが接客してくれることもありますが、誰もいないこともあるので、そんなときはミルピスを飲んで代金を置いていけばOKとのこと。1本350円ですが、瓶をお土産にしたいときは400円になります。










・ミルピスの原液も購入可能

ミルピスは乳酸菌飲料で、サッパリとした甘さが特徴の白濁色のドリンク。甘ったるくなく、いくらでもゴクゴクと飲めてしまう爽やかな美味しさがあります。瓶で飲むのが一般的ですが、ミルピスの原液も購入可能です。また、全国に配送も可能。

・人気漫画「動物のお医者さん」に登場

ちなみにこのミルピス、人気漫画「動物のお医者さん」にも登場したことがあり、一部の漫画マニアには知られているドリンクでもあります。ミルピスを飲むべく利尻島に行って聖地巡礼(!?)するファンもいるようです。

・絶滅危惧グルメなのは間違いない

ミルピスが誕生したのは1965年ごろとされています。カルピスの誕生は1919年とのことなので「カルピスのパクリじゃないか」と思うかもしれませんが味はオリジナル。利尻島だけで飲むことができるミルピス。あまりにも希少すぎて、絶滅危惧グルメなのは間違いないでしょう。

もっと詳しく読む: 【絶滅危惧グルメ】カルピスも凄いけどミルピスもすげーうまい / 漫画「どうぶつのお医者さん」にも登場(東京メインディッシュ) https://main-dish.com/2021/01/14/hokkaido-rishiri-milpis/

ミルピス商店
住所: 北海道利尻郡利尻町沓形字新湊150
時間: 要確認
休日: 要確認