アジアブロックチェーンゲームアライアンス(ABGA)が、25日にシンガポールで発足した。
ABGAは非営利のブロックチェーンアライアンスで、ゲーム業界の主要な機関が共同スポンサーとなっている。Huobi Ventures、KuCoin、Polygon、Yield Guild Games(YGG)、などの主要機関が創設メンバーで、Media Publishares、Cointelegraph Chinaなどの国際的なメディア企業やコミュニティも含まれているようだ。これらの機関は、ブロックチェーンゲームやNFT、メタバースに楽観的で、ABGA関連の活動や投資を率先して支援している。
ABGAは、ブロックチェーン・ゲーミング・エコシステムの構築に投資し、業界とともに成長することを目指すという。投資機関にとっては、ABGAを通じて、業界情報の収集及びトップチームや企業の選別を行い、投資の視野を広げ、ブロックチェーンゲーム業界の発展を促進することができる。また、既存機関にとっては、ブランドコミュニケーションやビジネス協力、情報交換を拡大し、物流コストを削減できる。さらに、アジアのesportsチームが世界でより多くの露出をするのに役立つようだ。
2021年前半はDeFiやNFTで暗号資産市場が盛り上がり、直近ではブロックチェーンゲームやメタバースに多くの注目が集まっている。また、株式市場でもフェイスブックがメタに社名変更して以降、新たなテーマとしてメタバース関連銘柄に物色が向かっている。今後もメタバース・ブロックチェーンゲーム分野が投資対象として、同分野の動向に注目が続いていくだろう。