ネット掲示板「2ちゃんねる」開設者で実業家の「ひろゆき」こと西村博之氏(45)が23日に自身のツイッターを更新。政府が9月27日に開催する安倍晋三元首相の国葬について「日本の古い組織や価値観や老害の方々に、感謝を伝えつつ弔う日にすると良い気が…」と私見を述べた。

ひろゆき氏はこの日、国を二分する勢いで賛否が拮抗している安倍晋三元首相の国葬について、「安倍さんの国葬と一緒に日本の古い組織や価値観や老害の方々に、感謝を伝えつつ弔う日にすると良い気がします。」としたうえで、「『今までありがとうございました。これからは口を出さずに草葉の陰で見守っていて下さい』という感謝と共に、変化を嫌う日本の停滞を招いている考え方の人達に礼儀正しくご退場頂くとか。」と自論を展開した。

10日に内閣改造と自民党役員人事を実施した第二次岸田内閣だが、内閣改造後の世論調査では、支持率が改造前より軒並み大幅に低下した。これは“統一教会払拭内閣”として期待されていたものの、蓋を開けてみれば新内閣の政務三役(大臣・副大臣・政務官)のうち少なくとも30人が統一教会と過去に何らかのかたちで接点を持っていたことが判明したことと、安倍晋三元首相の国葬を反対する側の意思表示と見られている。

ひろゆき氏のこの投稿に対してコメント欄には「そうなったらいいけど、そうならないだろうから反対」「古い考えは本当に勘弁です」「国葬は反対しないけど、電通が関わるのがなぁ…」「ついでに古いメディアももういらないかも」「それ37億の税金かけてやる事ですか?」「あなたの感想ですよね」など、さまざまな意見が寄せられていた。